今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

牛乳石鹸とGIGS-Case of BOΦWYーー十分日記39

はじめは、例の牛乳石鹸のCMで書こうかと思ったのだが、みどりの小野さんの記事が雄弁に語っていたのでそれまで。そう、皆の思いがあって皆がそれぞれ牛乳石鹸で流せばいいのです。Twitterを見ていると、視聴者側の読解力と想像力の欠如だと感じました。見たところ、まったく違和感はなかったです。頼むから、「もしかして私が間違ってるのか」と疑ってみるのも一興でしょう。

なかには「洗い流す」の象徴する意味がわからない人もいたみたいです。

 

ちなみにミソジニーの反対語はミサンドリーというらしいです。男性らしさへの嫌悪です。

このミサンドリーと男らしさを求める気持ちがごっちゃになって批判されていましたね。

「今の男は、へこたれることも許されないのか」とそれこそ牛乳石鹸を買いに行きたくなったお父さんも多かったでしょう。

批判が的外れで世間が、お父さんに仕事を大事にして家庭を顧みないでほしいのか、家庭を仕事よりも大事にしてほしいのか、わからないです。だって、主人公は両方頑張ろうとしているのだから。あれを好きで飲んでいるとみるのは、アル中の発想です。

 

男女を逆転させるとあれが昔のお母さんになります。

昔のお母さんは本当にトイレとお風呂しか、息抜きがなかったのです。

そう描いたら、誰も文句がなかったのに、ということでみどりの小野さんの記事にもどってしまいました。

 

さて、このごろ音楽関連の記事を書くのは勇気がいります。

七月末にいろいろなブロガーにGoogleさんからお手紙が届きました。

どうも欧米のミュージシャンなどの代理人が、権利侵害の訴えを乱れ打ちしたみたいです。

ここで引くと代理人が調子付くのですが、もう言ったもん勝ちのようでした。

どうして、ファブ4の記事を書いて、去年ノーベル文学賞を取ったミュージシャンから訴えられるのかよくわからないからね。歌詞の引用もないし。

 

さて今回のCDはBOΦWYのファンにはおなじみの作品です。

BOΦWYは87年に解散したのですが、その年にやったライブの音源です。

BOΦWYは三枚目のアルバム「BOΦWY」のあたりでレコード会社を移籍します。旧東芝EMIに移籍します。その前に発売した「moral」と「instant love」はほとんど廃盤寸前だったのです。その後復刻しますが。

その音源も含めて、ライブの音源を残そうという試みで、神戸と横浜で行われたライブです。

計四時間にも及んだライブです。

昔その二階のライブの良いところドリで作られたビデオとLDが発売されました。

それがその後CD音源化されました。

次には完全版になって、「case of BOΦWY complete」として発売されました。

面白いのが、一番最初に出た音源が一番いじられていて、聴きやすくなっていました。

Completeの方が、音がオリジナルに近くなっています。

そして今回の「case of BOΦWY original」はさらに音源が元のものになっています。つまり、original というより、nakedに近い仕上がりになっています。

 

MORAL(K2HD/紙ジャケット仕様)

MORAL(K2HD/紙ジャケット仕様)

 

 

 

INSTANT LOVE(紙ジャケット仕様)

INSTANT LOVE(紙ジャケット仕様)

 

 




ただ、(というより『だから』?)今回初めてBOΦWYを聞くという人にはあまりおすすめしません。ライブ盤としても、「complete」か一番最初の「case of BOΦWY」をお薦めします。聴きやすいしっっこ良いですから。

昔聴いていて、久しぶりに聴くという人にはおすすめでしょうか。

 

BOΦWY Blu-ray COMPLETE(完全限定生産盤)

BOΦWY Blu-ray COMPLETE(完全限定生産盤)

 
“GIGS

“GIGS" CASE OF BOØWY COMPLETE(2枚組)

 

 

もとの「case of BOΦWY」は二つのライブのいいとこ取りをしているということは、ボツ音源が存在するということです。それを聴くのが一つの面白さです。

多くは、神戸のライブの方が採用されています。神戸の方が丁寧に演奏されているのです。もしかすると、神戸でダメだった曲を横浜で丁寧に演奏し直しているのかなと想像してしまいました。その代わり、OKだった曲の横浜バージョンはくだけていて面白い。

比較すると、moralという曲なんかは、横浜版の方が布袋のギターが弾けていて良いと思います。ただ、どちらを残す? と聞かれれば神戸なんですけどね。氷室京介のボーカルやMCもリラックスしていて横浜版の方がいい。

さらに、これは横浜版、神戸版、両方なんですけど、布袋の凄さがよくわかります。真ん中に休憩を入れて、二時間ずつの演奏。普通、二時間くらいがピークになりそうですが、休憩を挟んで後半の方がギターが良く鳴っている気がするのです。「ギターなら何時間でも弾ける」と豪語していた布袋の凄さが出ていると思います。

 

全体的に音源としては神戸が素晴らしいけれど、ライブとしては横浜の方がよい、と思いました。

 

やるせない思いを抱いていて、お風呂でリラックスすることも許されないのかお父さん、バスのなかで聴くのにお勧めです。おそらく人の不幸が大好きになって、本当のことを奥さんに言えるようになりますよ。

 

"GIGS" CASE OF BOφWY -THE ORIGINAL-(完全限定盤)(4CD+Tシャツ+ステッカー)

 

 

 

"GIGS" CASE OF BOφWY at Yokohama

 

"GIGS" CASE OF BOφWY at Kobe

 

 

 


 

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