VAIO Zがほしいまさりんです。
今2月19日の夕方にこれを書いています。もう少しで、次の小説のお題が出るはずです。今回は、大変失礼なことに感想を書き忘れてしまった方の感想と、締め切りに間に合わなかった作品の感想を簡単に書こうと思います。
思い出したら噛み殺して ~短編小説の集い宣伝~ - 無要の葉
「思い出したら噛み殺して」
本当に失礼しました。主催者様の感想を書き忘れるなんてあってはならないことですよね。感想集に出ていた他の方の感想を読んでいて、発見してしまったのです。なんてことでしょう。すいません。
感想です。
主人公がルポライターだということで、本作品はちょっとルポルタージュ風の書き方になっていると思いました。AERAを読んでいるような。
男女の爛れた関係って、なんかすごい燃え上がって始まるというより、この作品のように、ただなんとなくで始まるものなんですよね。強い愛とか恋の感情無しにね。そんな感覚を思い出しました。
そして二人は別れるのですが、強い愛とか恋でないからか、随分と相手を傷つける酷いことができてしまうんですよね。なんとなくうっとうしくなってしまうんです。こういう関係は後でなんか引きずるんだよなって、どこかの本に書いてありました。一般論です。
~番外編~
ここからは、ブログを購読させていただいている方で、締め切りに間に合わなかった作品の感想を書きます。
「ワーキングプア」
最後におっと忘れていたという感じで、お菓子を取り出しているということは、お菓子ということからこの作品を想像していったわけでではないということだと思います。どういう動機でこの作品を書こうと思ったのかと想像してしまいました。
おそらく、こういうバイトを昔やっていたのだと思います。そのときのことを書こうというのがスタートなんでしょう。沙織はその当時の彼女でしょうか。
行為のときに他の女性のことを考えてしまうのは、「男あるある」だって、スパかなんかに書いてあったみたいだね。男なんて私以外はみんなそうなんですよね。イヤだなあ。
「お菓子な部屋の少女たち」
ファンシーな作品です。
大変失礼ですが、最後まで読んで頭に浮かんだのは志村けんと柄本明の芸者コントです。若い芸者に「なってない」と説教するのですが、指名がかかるのは若い芸者からです。二人で「暇よねえ」と愚痴り合う。必ず、志村けんが「お姉さんに貸したお金返して」と言いだし、ごまかしたい柄本明があの手この手で話をはぐらかす、という内容です。
黒のドレス(チョコレートケーキでしょうか)と白のドレスの関係がそんな感じでした。ただ売れ残っているのは、定番はよく出るので、少し余るくらいたくさん作るからだとも言えますよね。個人的にはフルーツのケーキのほうが苦手です。
さて、今晩には新しいお題が出ます。
次回も楽しみましょう。