トピック「花見」について
花見疲れのまさりんです。
小説のネタ探しにいくつか花見場所をハシゴしたんです。結局、花に酔ったというより、人に酔った、もしくは呑んでいる酒の匂いに酔ったというほうが正しい有様です。いくつか紹介しましょう。
1,六義園
JR駒込駅のすぐ目の前にある庭園です。江戸時代に柳沢吉保が作った庭園です。
長蛇の列でした。時間帯によっては覚悟する必要があります。ちなみに私がならんだときは三〇分待ちでした。しだれ桜が有名です。混んでなければ一見の価値があります。
イメージとしてはこの桜を山中に移植して小説を作りました。
2,飛鳥山
江戸時代から江戸庶民の花見の名所です。江戸時代には花魁のみなさんが着飾って訪れ、その豪華絢爛さを競ったそうです。
今は酔客が多いです。小山というか丘の頂上にひしめくようにお花見客がブルーシートを敷いて花見をしていました。クヌギか何かの下で花がないのに、花見をしている人がいました。あれは風流か、酔狂か。
大学生なども見受けられますが、「俺はこいつらとちがうぜ」という感じで、周囲にお構いなくギターをつま弾いているヤツとかがいます。たぶん、中二病というやつですな。そういう皮肉れた人間が見られるのも楽しいです。花よりも人にばっかり目が行ってしまうのはご愛敬ですね。
3,目黒川
今人気の花見スポットらしいです。花見客がいなくて、カップルでお散歩に向いていると思います。宴会が禁止されているので、見苦しいものは見なくても済みます。子どもの頃から、あの花の下で宴会という気分が理解できないのです。ちょっとお弁当を持っていってランチというのなら分かりますが、半日宴会というのはよく分かりません。どうしてああいうことがしたくなってしまうのか。
そういう私には目黒川がいいですね。
まだ七八部咲きだったので、今週いっぱいは楽しめます。
4,中山法華経寺
JR総武線下総中山駅から、山頂へと一直線に伸びる参道を上がっていくとあるお寺。日蓮宗五代総本山の一つ。比較的自宅の近くにあり、よく花見に行くところです。近年、枝を剪定したのであまり迫力がなくなっていたのですが、枝も生えそろい、よくなっていましたよ。近所の方は是非。
今週が花見の最後の時期でしょう。日本人がもっとも浮かれる時期です。楽しみま
しょう。
※携帯のカメラとデジカメで撮影したのですが、もう携帯の方が画質が良いという哀しい現実に行き当たりました。
※2ステキなカップルとか陽気なカップルの写真も撮ったのですが、アップする勇気が無いです。