今日の十分日記

今日の十分日記

原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

「スマホと子ども」。危険かどうかも最終的には本人次第だよね。

スポンサーリンク

 風邪からひいた馬鹿なまさりんです。

 いやあ、夏風邪回復しました。夏風邪は治りにくい、治りにくい。やはり冷房を使わないと死んでしまいそうになるので、ついつい使ってしまうのです。そうすると起きているときは良いのですが、寝ているときはどうしても身体が冷えてしまいます。

 那須にでも静養にいければよいのですが、それも叶わず。

 貧乏は辛いよ。

 

 

 今回は、夏目漱石「それから」感想執筆中に付き、朝見た「あさイチ」の話題を書きます。

 今日の特集は、「スマホと子ども」についてです。

 スタジオには若者が四人来ています。男子×1,女子×3。結論から言えば、男子はやっぱり高校生くらいだと、のんびり生きている感じです。女子は一人はあきらかに「こいつはスマホがあってもなくても、暴走するタイプだろう」という感じの娘さんです。「スマホどれくらい大事」といのっちに聞かれ、「歯ブラシと同じくらい大事」だと言っていました。学校はスマホは休み時間はフリー。スマホ片手に今のニュースを語ってしまいます。連絡網はなく、ラインですべて連絡します。最近だと、携帯は学校にいる時間は禁止しているか、預かりでしょう。ライン上で教師と生徒が禁止し始めています。そういう学校の高校生です。

 他の二人の高校生は普通。たぶん、スマホが出ていない時期であれば、それほど問題行動を起こさないだろうというかんじがします。こういう二人がスマホを持った場合がいちばん恐いのです。上記の高校生はたぶん止めようがないと思います。

 

 さて、特集です。

上記のイメージを持っていた私は、休み時間に普通に神奈川の県立高校でスマホを使っていてビックリ。ちょっと調べてみると、この高校、偏差値が66。つまり、ものすごくよくもないけど、悪くもない。上の中くらいの学校。こういう学校だと、放って置かれます。やるやつは自然と勉強をするからです。

アカウントを数種類持っているある女子生徒は、勉強をあまりせず、成績が下がってしまいました。それをグチ用アカウントで愚痴ります。それに対し、スタジオの大人たちは「なんで自分の気持ちを呟くの」、「どうして周囲の友だちに話さないの」、と疑問しきり。

 

 つぎはカップルが自分たちのいちゃついている画像とか動画をアプリでアップするという行為。大人は危ないし、理解できないという意見が大半です。永遠にこういう行為がネット上に残るということに大人は反対。なぜか坂下千里子が大反対をしているのですが・・・・・・。まあ、ご愛敬ですね。

 スタジオの高校生の女子、「あこがれはあります」。「キスを撮ろうという男って気持ち悪くない」(室井佑月)、「気持ち悪くはない」(女子高生)。

感覚が違いすぎて話しについて行けません。ただ、これは大人がやっていることを真似ているというのが子どもですから。

 いのっちの意見が面白かった。

 「オレもドラマでキスシーンとかあったしな。あまり言えないな。たぶん、大人になって後悔すると思うんだけど、後悔すれば良いと思う」

 それに対し、「ドラマと本当に付き合っているのは違うじゃない」という意見が出ます。しかし、考えてみれば、本気で好きになっている相手とのキスシーンとかをアップするというのは嫌なことでしょう。それによって、彼女(彼氏)が不利益を被ることだってある。だから、相手を本気で守りたいと思ったら、少なくとも完全にオープンな形でそういう光景をネットに出したいとは思いませんよね。つまり、いのっちの言うことも正しいのでしょう。

 

 さて、つぎにSNSでの出会いについて。

 大阪の女子高生は58%がSNSで出会った人と、実際に会ったことがあるそうです。

 とある地方都市の女子高生。趣味の音楽やファッションについてSNSで話し合って、実際会うこともあるそうです。Ustreamか、ニコ生かは分かりませんが、ピアノを即興で演奏しているそうです。当たり前ですが、こういう取り組みで実際にあったことで事件に巻き込まれることもあるそうです。

 

 つぎはアニメとコスプレが趣味の女子高生。(なんで女子高生ばっかりなんだろう。男子高校生だって、危ない目に遭うだろうにね)コスプレの掲示板を通じて、コスプレの写真を撮る活動をしているそうです。中学時代にいじめにあい、そこでコスプレを始めて、学校生活も頑張れるようになったそうです。だから、母親はそれを取り上げず、安全に撮影に参加できるようにコミュニケーションを密に取るようにして、注意を促すようにしました。

 

 大半の高校生は、多分ですが、普段会う友だちと連絡を取るくらいにしかSNSを使っていないと思います。世界を広げるために様々な人と話していくというのは面白いですよね。安全を確保しながら、そういう知見を広げる活動をするために使うのは良いことだと思います。

 ネットで知り合った人と会うときは・・・・・・

 1,日中、人が多い場所で複数で会う。

 2,個人情報、写真などは渡さない。

 3,家族に行き先、会う人を告げておく。

 ということに注意するようにとのことでした。

 

 が、一番最初に紹介した女子高生が、この3番目に反発して、「頭ごなしに反対するからイヤだ」と言いました。もっと理解を示してから、要するに賛成して欲しい、とのことでした。しかし、「絶対に辞めなさい」と言われるということは、親から見ても危なっかしいからでしょう。そういう感じがよく分かる娘さんでした。でも、たぶんこの娘さんはネットがあってもなくても関係ないとも思います。昔は、地方を家出してしまって、渋谷あたりに済んでしまう女子高生(ギャル)がいましたよね。ああいう感じになってしまう子でしょう。もう、(無責任ですが)親御さんは諦めるよりないです。

 むしろ、安全という意味では他の子に言い聞かせた方がいいでしょうね。

 まあ、今年の夏休みも入りかけに中学生の自殺がありました。やはり夏は注意すべき時期ですが、過度に締め付けてしまっても仕方がない。目標がきちんとあるといいんですが、それもコントロールしようがない。信じるしかないんでしょうね。

 偏見かもしれませんが、SNSやネットがあろうがなかろうが、犯罪に逢う人間はあうんでしょうし、逢わない人間は逢わないという気がします。もちろん、危険を避ける策を教えながらも、その根底にある「逢わない人間になる方法」を教えた方が良いような気もします。なかなか難しいけどね。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ