池波正太郎をめざして

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

明日は明日の風が吹く

今の心境にあわせてブログ名を変更しました。どうぞよろしく。肩の力をさらに抜いてやります。

京都大学、iPS細胞の研究をされている山中伸弥教授がゲストでした。

雑記 あさイチ

 とけてしまいそうな、まさりんです。快楽ではありません。暑さです。

 今日の午後、録りだめしていた番組を見ていたら、あさイチの特集が面白かったので紹介します。山中伸弥さんの特集です。

 

 

 今日(7月31日)は山中伸弥さんがトークゲストでした。

 風貌からすごく真面目な感じのする山中さんは、二〇一二年iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞されました。元kakenの研究者の小保方さんではありませんよ。当たり前か。奥さんと娘さんがいたと思います。昔は酒好きで友人三人で、ビールを数ケース飲めたそうです。ラグビーをやっていて、体力がすごくあるそうです。ビリージョエルが好きだそうです。手術が苦手で、臨床医としては芽が出なくて、研究医になったそうです。実際に友人の一人が山中先生の手術を初めて受けたらしいのですが、二〇分程度で終わると言われて、手術時間は一時間を超えたそうです。 

 様々なエピソードがあって、とても面白い人物だと思います。その人柄がよく出ていたインタビューだと思います。幾つか紹介します。まずは、視聴者から来たFAXから。

 

Q:「山中先生自身が万能のように見えますが、子どものころからそうでしたか?」

A:全然違いましたね。例えば、算数は好きだけど、国語社会は嫌いでした。塾で〇点を取ったこともある。

Q:「山中教授、めっちゃ好みです。山中教授の助手になって、教授に壁ドンされる妄想をしています。もちろん白衣着用です。」

A:いつも秘書は募集しています。

Q:「山中さんとU字工事の益子さんが似ていると言われたことがありますが、山中さんはどのように思われますか?」(本人に聞くかね)

A:いろんな人に似ていると言われます。(なぜか照れていらっしゃいました)

Q:「両親はどんな人?」

A:両親で父親の工場を経営していた。

Q:「研究をして、発見に至るまでの間、うまくゆかなかったことも有るかと思いますが、研究をやめようと思ったことはありましたか?」

A:毎日思います。研究の世界は失敗だらけ。野球で例えれば、三割打てば打者としては名選手。でも研究の世界の勝率を言えば、五分で普通。

 

 

 最後のは名言ですね。勝率で表されるくらい厳しい世界で戦っているということですね。また、家族、特にご両親がどのような人かというのは子どもにとても影響を与えます。お父さんはなかなか厳しい人だったらしいです。山中さんが幼少期に身体がヒョロヒョロだったそうです。するとお父さんは中学から柔道をやるように指示したらしいです。普通はヒョロヒョロだから向いていないと思いますよね。また、技術者というのも 山中さんに技術に他する興味を抱かせたのだと思います。

 

 次に番組では山中さんの人生について紹介していました。

 

<中学生時代>

・柔道部、初段。世耕議員が同級生で会長だった。彼は票読みがうまかった。

・その当時から数学が好きだった。問題を見るとすぐ答えが分かった。暗記が苦手だった。

・小学校のころはあまり勉強しなかった。時計とかラジオを壊して組み立てて遊んでいた。父親の影響。

<高校生時代>

・柔道部。

・バンドをやっていた。かぐや姫のコピーバンドでバンド名は「枯山水」。

神戸大学時代>

ラグビー部に入る。

 

  

 ざっと箇条書きしました。数学のところが面白かった。問題を見ると答えが分かるという経験は、ド文系の私にはまったくないものです。そういえば、数学の先生レベルでも、「図を書くと大体、図形の線の長さが分かる」と言っていたのを思い出しました。数学の先生って、絶対数学が得意な人にやらせちゃいけないと思うんです。もっと正確に言えば、資格を分けるべきなんですよね。数学Aと数学Bに。数学Bは数学が苦手だった人に与えるべきですよね。それで完璧に授業を分ける。だって、文系だって数学は必要だと思いますが、そんな化け物みたいな人に教わっても、できるようになるわけないじゃん。

 あと、視聴者からの質問に答えてこう言ってしいました。「小中学生時代にはとにかく広く興味をもって、いろいろなことにチャレンジして下さい。失敗したと言う経験が大切です。科学の世界では失敗に挫けることなく続けることが大切です」。名言ですね。ついつい、若者には「失敗しないためには」という観点で話をしてしまいます。良い例が就活ですね。就活で「失敗しろ」とは言えません。それをあえて言うのは、本当にその重要性を知ってるからでしょう。

 

 さらに興味深いのは、中学時代の自由研究。夏休みの宿題で困っている中学生。これを参考にしてみて下さい。たぶん、これくらいやったら、普通の公立中学なら、教師から「どこから写してきた」と疑われること必至。

 

<中学時代の自由研究>

「記憶能力について」

研究内容

・より効果的な復習の方法。

・任意の文字三文字の単語を暗記する。それを時間の経過とともにどれだけ記憶しているかを調べている。予想では、時間経過とともに規則的に減少すると考えたが、実際は二時間で半減している。(忘却曲線と一致している)

・だから、復習は暗記後二時間がもっとも効果的だ、という結論。

・ここからがすごいのだが、それを様々な手法を用いて証明している。復習までの時間と復習から再テストまでの時間を様々に変化させ、効果を実証している。

・記憶能力と印象の関係。

・【結論】復習をしたとき、その効果はすぐには現われず、一二時間くらい経ってから現われる。また復習までの時間は約二時間が最も効果的。印象が強くなると記憶能力も高まるという定性的な関係があるそうだ。

 

 

 すごいですよね。レベルが違う。

 そして、本題のiPS細胞の研究。

 

<五〇代iPS細胞の研究>

 結局iPS細胞とは?

 血液の細胞から培養して、細胞を作って移植をする。

 研究のため? 五〇代でフルマラソンを四時間切る時間で完走できるくらい走っているそうです。

 iPS細胞研究所基金という基金を立ち上げているそうです。興味のある方は調べてみて下さい。

 

 

 これだけ優秀で著名な研究者であるのにもかかわらず、iPS細胞の研究者たちは非常に経済的に困っていて、研究を断念することも多いそうです。今回の番組登場も、そういう理由があるのかもしれません。全国を講演して回っているそうです。もしも興味があったら、調べて寄付してみたら如何ですか。特に余るほど儲けている方々、是非!

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ