今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

日記的文章「イライラする老人」とラグビー日本代表に関係が!?

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 こんにちは。電撃まさりんです。

 意味はありません。

 ラグビーの日本代表、三勝すごかったですね。五郎丸選手やコーチ、そして帰化したのかな、ニュージーランド出身の選手が連日話題になっていました。特に五郎丸選手がキックの前に儀式めいた行動。ちょっと猫背になり顔の前で、指を折ったり、何かを図ったりする動作です。あれはスポーツの用語かな、「ルーティン」と言うそうです。本当は「ルーティン・ワーク」つまり単純作業なんて言って、あまり良い意味では使いませんでしたね。でも、あえて習慣的に、ある動作の前に同じ動作を繰り返すことで、その動作が良い結果を出したときを再現しやすくなるのだそうですよ。同様に「ルーティン」で有名なのが、打席に入ったときのイチローです。

 

 これって、われわれアスリート以外の仕事なんかのときにも応用が利くのだそうです。つまり、仕事に入る前に同じ動作を必ずすると、仕事にすっと入りやすくなるんだそうです。かく言うわたくしまさりん。このブログで「ルーティン」をやっています。いちばん上を御覧下さいませ、かならず名前を入れるのですが、ただ入れても面白くないということで、「~のまさりんです」というように、更新ごとに内容を変えて、妙な自己紹介をしているのです。こういう動作をすると、すっとブログが書きやすい。逆に言えば、ものすごく気が乗らないときにも、「~のまさりんです」という文言を書くと、気分が切り替るのです。その証拠に、ここまで五分で書きました。(遅い?)

 ただ一つ問題があって、まったく思いつかないときが多々あるということです。そんなときには強引に、かつ適当に書き上げてしまいます。そうすると、あとが続くものです。

 

 さて、話がかわりますが、最近みなさん、「威嚇する老人」をよく見かけませんか。ここ一週間で数人そういう人間を見ました。先週書いたとおり、「とぼける若者」もみましたが。

 この「威嚇する老人」、たちが悪い。なぜなら、手を出したら確実にこちらが勝てるのに、いや口論でも勝てるでしょう。でも、出した瞬間絶対的悪人にされてしまうということです。

 とある日の電車のなかです。わたしの聴力ではそれほどの騒音が発生しているとは感じなかった、ということを先に述べておきます。ある背の高いスーツを着た老人が、子ども連れの母親を怒鳴りつけています。どうやら子どもが煩いということらしいです。しかし、言っていることが判然としません。なにをどうすればよいのかわからなかったので、誰も手を出せません。母親もそうであるようで、涙目になりながら、頭を下げ「すいません」というのを繰り返しています。子どもは泣き叫びます。老人が注意する前の方が、よっぽど静かだったかもしれません。老人が降りる駅まで、およそ2・3駅の間、それが続き、老人は杖をつきながら降りていきました。お母さんが残されたので、周囲のご婦人が慰めていましたが、逆にお母さんが降りた後だったら、と考えるとやりきれません。もっとも、注意している方は、自分が絶対的に正義だと思っているのかもしれないので、なんとも思わないでしょうが。

 ある日です。病院に行くと、入口の総合受付で老婦人が激高しています。自分より二回りほど若い女性の受付の方を怒鳴り散らしています。こちらは、途中から見たので、怒鳴り散らしている内容はわかりません。「あんた、バカにしているの」という言葉を連呼していました。それだけは妙に明瞭に耳に入りました。老婦人は車椅子に座っていて、受付の方はカウンターに座っています。何かを投げつけなければ、暴力沙汰にはならないでしょう。やがて院内を案内してくれるボランティアの方がやってきてことなきを得ました。

 またある日です。というより、昨日です。スーパーに買い物に行くとレジ辺りで、男の老人がレジうちの中年女性を威嚇しています。ものすごく野太い声で、何かを言っています。買いたいものをかごに入れ、レジに近づきました。どうやら、「レシートを出せ」と威嚇しているようです。なぜレシートを出して欲しいのかはわかりません。老人は背が小さく、とても度の強そうな四角いフレームの眼鏡を掛けていました。やがて、老人の息子がやってきました。同じように「レシートを出せ」と要求しているのですが、この息子、パンチですげえ恐い。

 

 思ったことの一つ目です。これは自分も含めてですが、こうなってしまうと、何も手助けできないということです。二つ目と三つ目の出来事では、病院のスタッフやスーパーの他のスタッフもみな見て見ぬふりをしていました。もちろん、男性のスタッフも両方とも存在するでしょう。無視しているのです。

 やがて、スーパーの方ではレジうちに応援が来ましたが、女性で顔は引きつり、手はちょっと震えていました。老人に対処する現場の責任者は駆けつけません。

 

 次に。思春期の少年少女がイライラしたり、不良行動を取る理由にこんなものがあると聞いたことがあります。結局、彼ら彼女らがそういう不安定になる理由は、学校にも社会にも、つまり外部にはないのだと。急速に身体が成長するのに、精神がついていけないから、不快になるのだ、と。だから、思春期にイライラするのは普通のことなのだ。

 これはもしかするとご高齢の方にも当てはまるのかもしれません。逆に、(失礼ですが)ご老人は身体の能力が急速に衰えます。それは脳も含めます。もちろん、ブログを書いてらっしゃる方にはご高齢であろう方もいらっしゃり、私なんかよりも、ずっとよい文章を書かれておられる矍鑠とされた方もいらっしゃいます。そういう方でも、若い頃よりは身体が衰えているはずです。

 その肉体の衰えの急速さに、精神が追いついていないのではないでしょうか。だから、イライラする。そう考えると、妙に腑に落ちました。三人とも七十をとうにすぎていらっしゃって、杖をついたり、車椅子だったり、三人目の方も失礼ですが歳相応の方でした。

 

 そのあと、はっとしました。まさか、これは「ルーティン」ではなかろうかと。家族など自分の身内と上手くやっていくための「ルーティン」。そとでイライラを発散し、それを持ち込まない。そうすることが家族円満の秘訣だとすると・・・・・・。

 もちろん、これは冗談ですよ。

 やけに暴れる老人をたくさん見た週に感じたことでした。

 

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