池波正太郎をめざして

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明日は明日の風が吹く

今の心境にあわせてブログ名を変更しました。どうぞよろしく。肩の力をさらに抜いてやります。

「キング牧師」のドキュメンタリーを見ました。人間の意思ってすごいね。

雑記 あさイチ

 

 睡眠不足のまさりんです。

 なんか寝ていて不快で、結局三時間くらいで起きちゃった。食べてすぐ寝ちゃったら、衝動辺りにヒリヒリしました。イカン、逆流性食道炎になる。運動しないとだめですね。これ書いたら歩いてこよう。

 

 さて、いろいろ書こうと考えつつ、いくつかのお題から書きやすいものを選ぶ日々です。昨日の「あさイチ」は認知症の誤診断についてやっていましたね。間違えて認知症だと判断されるなんてたまったもんじゃないですよね。私も勘違いしていたのですが、「認知症」は突然発症しないんだそうですね。忘れっぽくなったりというのが徐々に強まっていくらしいです。あるお年寄は誤診断で薬を処方されました。それを飲んだら、副作用でおこりっぽくなってしまいました。それも飲んだら、すぐに起こったようです。

 誤診断の防止方法は、診断を丁寧にやってくれる医者と巡り会うことだそうです。問診やCTの画像などを総合的に勘案し、こちらの疑問にも耳を傾けてくれる医者に出合うこと。これが結構難しい。医者って、実は若手の頃が一番丁寧にコミュニケーションを取ってくれます。いや、ムダな会話と必要な会話を振り分けることができないのかもしれません。中堅は多忙につき、会話はおざなりになってしまうことが多い。ベテランの力量は本当に様々。病院にもよると思うし、愛称もあるんだと思いますが、病院でエースと呼ばれるベテラン医師はみな総じて、人当たりはいいです。診断も的確です。しかし、それ以上の質問などを聞いてくれるかは医師によります。

 先ほどは、BSでやっている「ザ・プロファイラー」を見ました。キング牧師についてでした。最近高校生で公民権運動を知らない人を知り、衝撃を受けました。日本より、アメリカの方が、女性解放が遅れていると何故か思っていたのです。衝撃でしょう。この公民権運動を支えたのが、キング牧師です。キング牧師は「visionary」なんですね。「visionary」は「先見性のある、予見できる」という意味です。

 一九六〇年代、アメリカはまだまだ黒人に対する差別が強い国でした。キングはほとんどが白人である神学校を首席で卒業します。そして、牧師となります。牧師となった年にとある差別的な事件が発生します。それはバスで黒人の女性が白人に席を譲らなかったという理由で逮捕、懲役刑を受けそうになります。その女性を救うためにキングは立ち上がるのです。それを認めた人物がいます。ケネディです。ケネディはその頃大統領選挙を戦っています。黒人票を取り込みたかったのです。キングはほとんどが黒人が客だったバスの乗車を拒否します。

 一九六三年、有名な「ワシントン大行進」を行ないます。この年はリンカーンが奴隷解放を宣言してから一〇〇年です。百年の間、黒人の待遇は何も変わりませんでした。それを法的に変えようという目的のデモ行進です。このときの演説が「I have a dream」から始まる有名な演説です。キングは公民権法を作る事に成功。ノーベル平和賞を受賞します。

 ここから一転キングの人生は暗転します。キングはガンジーの影響で平和主義、非暴力で運動をしたのですが、対抗馬としてマルコムXが登場します。彼は「犬が襲ってきたら、犬を懲らしめろ」的な暴力肯定の方針を立てます。

 またFBIから仮名の脅迫が来ます。「お前の性的な記録は全部握っている」とうい脅しは、「お前の動向を監視しているぞ」という恫喝です。国家の脅迫、恐いですね。キングは酒とタバコを多量に摂取し、不眠にもなっていきます。そしてとどめがベトナム戦争への反対です。長期化して、目的がわからなくなった戦争です。「visionary」といったのはこの辺りです。大量に殺されているのは、ベトナム人。つまり有色人種への攻撃です。まあ、生やさしい言い方をすれば、人種差別ですよね。

 アメリカに限らず、外国には戦争や外交は決定すれば、一枚岩になって戦っていくという伝統があると聞きます。そこで反戦を唱えるのは勇気が要ったでしょう。それに「地獄の黙示録」で触れたかな。前線で戦っている人間には多く黒人が入っています。彼らが身命を賭して行なっている行為を否定してしまったのです。反発を買い、スポンサーは消え、支持者も消えます。手を結んでいた政治家も消えます。

 

 この辺りも「visionary」である部分だと思います。私はそんな才覚がないのであくまで想像ですが、「visionary」な人は、本質を見抜く能力があるのかもしれません。ベトナム人一人を殺傷するのに三十三万二千ドル。貧困者に与えられているのは五三ドル。どちらに金を裂くべきなのかは明白ですよね。

 

 そんななか、メンフィスで清掃員として働いていた黒人が事故で死にます。しかし、遺族は葬式を行なう金すら作れないほどの薄給で働かされていました。これに抗議するため、人々が立ち上がるのです。そこにキングは合流します。そこで演説します。その映像が流れるのですが、鬼気迫る表情で、目には涙すら浮かべています。

 「私は約束の地に一緒にいけないかもしれません。しかしわれわれは一丸となって絶対に約束の地に辿り着くでしょう。私今夜幸せです。何も心配していません。どんな人物も恐れません」

 悲壮感すら感じるその演説の翌朝、キングは兇弾に倒れます。享年三九才。

 死後、彼は財産を持っておらず、霊柩車も調達できず、ラバか何かに引かれた荷車に棺を積んで葬送されます。あとには多くの人間が続いたそうです。彼のあとに他の人種、女性、ネイティブアメリカンも差別からの解放に向かいます。

  

 世界を変えるのは、結局人の意志の強さなのかもしれません。そんなことを感じました。どうでも良いですが、司会の岡田准一がものすごく多くの格闘技をやっているということをいっていてビックリしました。ガタイがいいなとは思っていたのですが。

 他のことを書こうと思って、序の段階で二〇〇〇字越えちゃった。それは明日にしましょう。

 

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