池波正太郎をめざして

明日は明日の風が吹く

今の心境にあわせてブログ名を変更しました。どうぞよろしく。肩の力をさらに抜いてやります。

「スターウォーズ フォースの覚醒」見に行った。ネタバレを少なくして感想を書きました。

 

 お久しぶりです、まさりんです。

 なんか、忙しくて。

 忙しいときに限って、パソコンって、調子悪いんですよね。Windows10にしてから、どうも動作が重い。どうしてなんでしょう。きちんとメーカーの示す手順通りやってるんですけど。OSを変えるというのはそんなに軽々しい行為だとは思っていませんが・・・・・・。困ったもんです。

 

 数日前から、きちんと書くと、先週の金曜日の六時半からあまりネットをあまり見ないようにした。日時を見ればそれがどういう理由かわかるだろう。そう、「スターウォーズ エピソード7 ジェダイの覚醒」が公開されたからだ。自身が作品を見るまで、ネットを見まいと、ネットのどこかに必ず本作の情報があるのだろうから、なるべくそれを見たくなかったのだ。

 そして日曜日の七時の回に見に行った。超満員とは行かなかったが、私がその映画館を利用してきたなかではかなり混んでいた。その前の回までは満員御礼だった。もちろん、大入り袋は渡されなかったが。映画館員は渡されたかも知れないが。

 さて、今回はそんな「まだ見たことのない人」の背中を押す作業をしてみたい。最小限のネタバレで。

 

 簡単な補足をしておくと、今回のスターウォーズの監督は、ジョージ・ルーカスではない。JJ・エイブラムスという監督である。この監督は「スタートレック」のリブーストも担当した監督だ。スターウォーズの主要スタッフとは九九年あたりから親交があったようだ。

 主演は・・・・・・、これが見る人によって違ってしまうのかもしれない。ある意味、複数の主人公だと私は思う。レイという少女、フィンという黒人男性、ハンソロ、カイロレン、ポー・ダメロン、見た人によってちがうのかもしれない。これが秀逸なところの一つだ。

 さて、このフィンはジョン・ボイエガという俳優が挑む。この人もタフなトレーニングを積んで撮影に臨んだ。なんというか、とても愛嬌のある風貌だ。作中ではとてもシリアスな役柄なのだが、見ている人を同情させる魅力がある。

 レイはデイジー・リドリーというロンドン生まれ女優さんが担当している。手元のパンフレットによると、この役をこなすために一日四時間のトレーニングを週四日、それを三ヶ月行って撮影に臨んだらしい。もともと、水泳やダンスが得意など、身体能力の高い彼女がそれだけのトレーニングを必要とする撮影であった。タフなアクションシーンが全編で続く。黒目がちの目がいつも潤んでいるように見えて、とても魅力的だ。

 ハン・ソロハリソン・フォードである。容姿は老けたなとさすがに感じたが、身体の切れはエピソード6のハリソン・フォードを彷彿とさせる切れがあった。さすがに演技がうまい。登場してくるシーンも前振りなしで突然出てきた感じがした。

 ポー・ダメロン役はオスカー・アイザックだ。ロビン・フッド(10)、ボーン・レガシー(12)などの作品に出演。ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネート。過去の録作品のなかでも、彼の立ち位置で主要メンバーだという人物設定はいなかった。ハッキリ言ってしまうと、レジスタンスのパイロットである。

 

<泣き所>

1,ハンソロの登場シーン

 ハンソロが登場する場面は上記したとおり、伏線なしで突然やってくる。もちろん、チューバッカと一緒だ。涙腺が決壊するところであった。ハンソロはとある、死の星に潜入中、「ダストシューターはあるか」といたずらっぽく笑ったとき、時間がさかのぼった気がした。

2,ファルコン号復帰時、またファルコン号逃走時

 ナニがナニして、ファルコン号にレイとフィンが初めて乗って、逃げるときはちょっと泣きそうになった。ここが見所の一つであり、これだけ見に行く気で行ってもいいくらいの名シーン。昔よりすごくなってる、と泣きそうになった。

3,X-fighterが飛んできたとき

 ネタバレになるので詳しく書かないが、ヤツらが彼らを助けにやってきたときは涙腺決壊をとどめるのに必死になった。すげえ、かっこいい。

4,あの人がああなったシーン。

 二人対峙して、ああそうなってしまうのか、と分かっていても、泣きそうになった。見た人にはもちろんわかるだろう。

 

<JJ・エイブラムスの功績>

 今作品に点数をつけると、スターウォーズの続編としては一〇〇点、スターウォーズの続編ではなく独立した作品としては一五〇点である。だから、ここまでのシリーズを見たことがない人、あまり思い入れのない人こそ見てほしい。

 スターウォーズというのは、映像としては最新の技術を使用しているシリーズだ。今作もそうだ。けれども、物語の流れは古き良きアメリカ映画の展開だったりする。今作品はその古き良きの部分は封印している。一番その特徴が現れるのが、落語で言ういわゆる「ダレ場」である。作品の展開上必要であるが、ちょっとテンポが悪く感じられるところが必ずある。十二月十八日夜にテレビで放映されたエピソード4(ルークが出る一作目)だと、ファルコン号で、光速移動するときの船内のやりとりである。その前のダースベーダーになるまでの三部作ならば、アナキンとパドメが仲良くなっていくシーンなどがそうだ。そういう「ダレ場」がほとんどなかった。そう、たとえるならばYoutubeの映像を次々と見る感覚だ。

 とにかく危機がどんどん続く。一難去ったら三分後にまた危機だ。はっきりいって飽きない。

 

 また、この前のダースベーダーになるまでの三部作は、ラストがわかりきっているので、つまらないという部分があった。予備知識を入れないで行けば、すべてが新しい事実である。ブロガーや同級生、同僚が、情報を解禁する前に行った方がいい。

 

 JJ・エイブラムスは今作で、初期に戻って陰影のある作品にしたかったらしい。私もその部分の成功が一番の功績であると思う。帝国軍の怖さが復活しているのだ。ベイダーが生れるまでの三部作では敵方はハッキリ言って咬ませ犬であった。分離主義者たちがいるのだが、相手はほぼ機械である。それにジェダイがものすごい数いて、強い。ともすれば、ジェダイがやっていることが圧倒的すぎて、弱い物いじめにも見えなくもない。

 冒頭のシーンでは新しいダークサイドのジェダイ、カイロ・レンを中心とした帝国軍の圧倒的な強さに見ている人は恐怖せずにいられない。そこから、レジスタンスがどう逆転していくか、という話の展開の読めなさがおもしろい。

 本作の物語の構成は「偶発的に起こっている」ように思える。それがおもしろいのだ。予備知識を最小限にすれば。

 

 せめて、「え、スターウォーズ、劇場で見たことないの」って言えるように、また見てないのに内容を知ってしまう前に、劇場に行こう。

 

 

 

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