池波正太郎をめざして

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明日は明日の風が吹く

今の心境にあわせてブログ名を変更しました。どうぞよろしく。肩の力をさらに抜いてやります。

SMAPの功績から考える、アイドルとは。そして陰謀。

雑記 エッセイ

 

 寒さに震えるまさりんです。

 

 ここ一週間ほどのSMAPの騒動を見ていた。

 冷酷なのだろう。ボウイの失意があったので、それこそ牧歌的な話題に聞こえた。しかし、私がボウイを好きなようにSMAPが好きな人もいるので、その方にすれば大事なのだろう。

 

 見ながら考えた「SMAPから見える、私的アイドル論」を書こうと思う。タイトルほど重々しい話ではない。

 

 アイドル界におけるSMAPの功績をまず考えてみたい。ここで書かれている「アイドル界」とは男性アイドルだと思ってほしい。

 SMAPはアイドルのあり方を完成させたグループだと思う。彼らが若いころ、中居正広を旗頭に、香取慎吾草なぎ剛などが、バラエティに進出した。当時もアイドルがバラエティに出てはいた。しかしそれはあくまで華を添える役割であり、がっちり笑わせに行く役割はしていなかった。だが、あまり相手にされなかったのだろうか。中居はその後、司会業に転じていく。特に中居は、歌があまりうまいわけでもなく、演技も木村拓哉ほど熱心ではなかった。その彼が見いだした新天地が司会だったわけだ。芸人に比べてしまえばあまりおもしろくないアイドルが、その後司会をやることで多くの番組に出演できるようになった。中居の功績はそこにある。

 木村拓哉稲垣吾郎もそうだろう。彼らはテレビドラマに新天地を求めた。もちろん、それ以前にもアイドルで役者になったものもいた。田原俊彦のように、アイドルとしてドラマの主人公を演じて、高い人気を得たものもいた。が、アイドルと平行して四十過ぎまでやり続けたものはいない。そこが彼らのすごさだ。(稲垣吾郎も一応そうだよね)

 そして、ボーイズグループとしてもSMAPはアイドルの寿命を長くした。海外のOne Directionもそうだが、それほど長い間ボーイズグループをやり続けられるものはいない。だいたい落ち目になって、解散する。十何年かして復活し、往年のファンを楽しませるというのがその姿である。現役のまま、やり続けるのはすごいことだ。

 つまり歌を歌うアイドルグループとして長寿を保ちながら、個々がその才能を発揮するという、〇〇年代以降のアイドルグループの形を完成させたといっていい。それがSMAPの功績である。

 

 女性アイドルはもっと悲惨である。頭打ちになる年齢が非常に低い。AKB48を見ていても、二十代半ばにはもう引退を意識する。とんでもない話だ。八十年代のアイドル花盛りの頃にも状況は一緒だった。あの頃にデビューして、アイドルとして生き残っているのは、かなりひいき目で見て、松田聖子くらいだろう。

 九十年代にはアイドルのデビュー年齢が低年齢化したが、あれを「その方がかわいいから」と考えるのは相当な変態の発想である。実は、アイドルとしての寿命を延ばそうと思ったら、低年齢化するしかないである。もちろん、これは男性アイドルも同じであるが、女性の方が上限が伸びない分、状況は厳しい。

 なぜ女性がそうなるのか。理由はいくつもある。要するにファンが飽きるから、というのが理由だ。が、なぜ飽きるのかを分析するのは憂鬱だし、本稿とは関わりが無いので簡単にする。一つは近代、いや戦後の家族形態の文化が原因だ。それ以外にもたくさんあるのだろう。日本はちょっとロリコンを肯定する文化が根強く残っているのも原因だろう。

 

 次に考えるのは、これからのSMAPの使命である。

 ちなみにだが、たぶんジャニーズのなかでSMAP以上になるグループは今後生まれるか分からない。個人的にはもう生まれないのかもしれないと思う。SMAPが完成形で、それをなぞるグループがしばらく出続けるのだろうと思う。

 はっきりいえば、その次のSMAPの使命は簡単で、それは「アイドルを一生涯続けられるものにする」という、アイドルが好きでもない我々からすれば、狂気の使命である。なぜなら、普通の人間からすれば、アイドルを一生続けるのは苦痛なのではないか、と思ってしまうからだ。

 

 ここのところ、SMAPは落ち目であるという報道をネットで見ることが多くなった。もちろん、ネット以外のメディアは皆副社長が怖くてそんなことは言えないし、書けないのだろう。

 もっとも、「並になった」というのが、本当のところで、まだSMAPはすごい活躍をしている。だが、スーパーアイドルグループとしては、物足りないというのが評価なのだろうか。人気回復のためには本道である、歌が売れるということ、そして二五周年記念のイベントを盛況に終わらせることだろう。

 そのために・・・・・・。今回の騒動があったとしたら、と考えてみたらどうだろう。

 I氏の引退はもともと出来レースであって、今回の一連の騒動はI氏が世間の耳目を引くための策略であったと。

 すべてを知っているのはジャニーズの上層部と、I氏と、そして木村拓哉だけだったとしたら。なぜ木村だけなのか。それは他の連中は演技ができないからである。結局中居はダウンタウンの松本など、気心の知れた連中にはしゃべってしまいそうだし。彼を入れるのは得策ではない。他の三人、香取、稲垣、草なぎは中居に相談してしまいそうだし。

 ヒールをうまく演じられるのは木村しかいない、と抜擢されたら。これだけの国民的な騒動を引き起こしたのである。大成功だろう。意図的にやったとしたら、I氏は果たして敏腕どころではなく、神懸かり的な才能を持つ人だと感じた。

 もちろん、すべては想像である。手枕をしながら寝っ転がり、テレビを見ながらそう思った。怒らないでね。そうだったらおもしろいと思っちゃったんだもん。すいません。

 

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