池波正太郎をめざして

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明日は明日の風が吹く

今の心境にあわせてブログ名を変更しました。どうぞよろしく。肩の力をさらに抜いてやります。

第十七回短編小説の集い出品作品「月光」を振り返りました。

 

 またまたお久しぶりのまさりんです。

 DAVID BOWIEが死んでしまってから、ひと月が経ってしまった。今週の一〇日でまるひと月だ。別に喪に服していた訳ではないが、なんとなく気力が失せてしまって、文章が書けなくなってしまった。

 その間、暇な時間はひたすらドラクエをやっていた。スマホのゲームだ。ドラクエⅠ,Ⅱ,Ⅲを続々と解いた。途中飽きているのに、余計なことを考えなくてすむので、やめられなかった。今になって思えば、その間夢中で勉強をし続けてもよかったなと後悔しなくもない。なにせ、心身に何も残らない無駄さは久しぶりに経験した。ゲームとはそういうものだ。ゲームを作る立場になれば、それなりに有意義な時間を過ごせるのだろうが、ゲームをやるという行為は消費以上の意味は生まない。最近、「みんなでやろうぜ」的な、リア充的な要素を全面に押し出したCMもあるが、海岸に行ってみんなでずっとスマホを覗いている光景は滑稽である。そういう不毛なひと月を一月は過ごしてしまった。

 そして自分の性格というのを思い出してしまった。私は夢中になってしまうと、忘我の状態になるくらい、一つのことに打ち込む性格ある。計画的に物事をこなすような、学校的な優等生の性格を持ち合わせていない。ゲームをやりながら、「ああ、自分らしいな」とあきれてしまった。

 いまもあまりエンジンがかかっていない。自分の書いた短編小説の集いへの出品作品の総括をしたいのだが、どうしても気負ってしまうのだ。だから、はじめに日記のような、雑記のようなものを書いて、わざと暖機運転をしているわけである。環境には負荷のかかるアイドリングである。

 

 今回の短編小説の集いの出品作品では、「月」がテーマになっていた。

 テーマがはじめに出されると、そのテーマに沿った映像がまず頭に浮かぶ。今回の「月」からは青白い満月と洋館のある風景が浮かんだ。

 登場人物は、前作品群からスピンオフする形で使うことが多い。予告してしまうと、次回の作品では、この作品に当初登場予定であった、シンイチか、彼らのクラスの級長のお話になるのだと思う。都合上、シンイチと級長は登場させなかった。

 こうやって、人物を描写するというのも、この「短編小説の集い」で行いたいトレーニングである。多くの人物をどうやって描いていけば魅力的になるのか、というのも試しているのである。

 

 さて、実際に小説を書こうという段になって、どうもカゼを引いてしまったらしい。多くのブログ同志たちが体調不良を訴えている冬であるが、今年の冬は年末・正月までと、一月半ば過ぎからの急転直下の気候変動は、心身にとても大きな影響を与えているようだ。

 いつもイメージを膨らましながら、ぎりぎりになって筆をとるのだが、今回はそのタイミングでカゼを引き、とうとうはじめからPCで書くことになった。それにいつも五〇〇〇字いっぱいいっぱい使って書くが、それも無理だろうと踏んで、なるべく余計なものをそぎ落としたものを書こうと決めた。

 また、前回の短編小説の集いで書いた作品について、主催者様から、「もっと中学生らしく演技をしてみなさい」というオーダーが出ていたことも意識した。不思議なもので、(それではだめなのだが)男の登場人物というのはどうしても自分の分身になってしまうことが多々ある。もちろん、もっと前の作品では意識して自分の知り合いをモデルにした人物を出していた。こういう人物は「自分の分身だ」という感じはない。が、主要人物はそうなってしまう。

 だから、距離を出すために登場人物を女子中学生にしてみた。だが、これでも女子中学生にしてはできすぎなのかもしれない。一応、「言葉を女言葉にしない」、「語彙を不自然なものにしない」というのは意識した。いまどき、女言葉を使う女の人はほぼいない。もちろん、男と女で使う言葉は違うのであるが、「~だわ」みたいに書いてしまうと、「オネエ」になってしまう。なるべく柔らかい言葉を使うことで、女性を表現してみたが、いかがだっただろうか。

 怪我の功名か、個人的には、結局一番掌編小説らしいものになった気がする。主催者様に「何を書かないかも意識すべし」ということもアドバイスされたが、色々いじりすぎて物語らしくしようというのが逆にだめなのかもしれない。背後に物語があることを意識して、書かないというのもある種選択なのかなと思った。

 

 以前から指摘されていた点、「風景と人物の分離」なども意識した。主催者様が今回の振り返りで、ずっと書いている人はうまくなってきている、ということをおっしゃっていた。自分も当てはまっていればよいと思う。書き慣れてきたというのは自分でも分かっているが、うまくなっているかはよく分からないというのが印象だろう。

 次回は感想を書こう。

 

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