池波正太郎をめざして

明日は明日の風が吹く

今の心境にあわせてブログ名を変更しました。どうぞよろしく。肩の力をさらに抜いてやります。

今年の夏、みなさんはいかがお過ごしですか。

 

 生命の危機を感じたまさりんです。
 昨日夕飯後に食べたくなって、枝豆を茹でて食べた。妻と二人、さやを潰して次々と枝豆の粒をさやから口に放り込んでいく。買った時点でちょっと黒ずんでいるなあ、と感じてはいた。終盤戦に入って、さやを潰し口の中に飛び込んできたある豆を歯で潰すと刺激が舌を刺した。なんだか、山葵を舐めた時に似た刺激が鼻のほうへ抜けていった。


  顔が歪んだのだろう。妻が「どうしたの」と聞いたので「山葵の味がした」と答えた。「それはヤバイでしょ」と言われ、ちょっと焦った。「ヤバイ」がすごくラッキーだねという意味に取れるからではなく、食中毒を起こしそうだった。少し噛み続けると山葵の刺激が二度三度と鼻に突き抜けていく。
  「確かにこれはヤバイね。出してくる」
  と台所へ行って、口の中のものをゴミ箱のビニール袋に向かって吐き出した。洗面所に行って、さらに口の中を漱ぐとと、鮮やかな緑の中に濃い緑の豆の破片が入っていて、それが排水溝に向かって水流の渦に乗って、クルクルと旋回しながら消えていったのが見えた。別に黒豆の枝豆を購入した覚えはないので、あれが山葵の刺激臭の正体だろうと確信した。
  それから台所に戻って、急須にお茶っぱをとても多く入れて、お茶を入れた。妻に飲むかと聞くと飲むというので二つカップをつかんで今に戻った。湯呑みはあるにはあるのだが、普段は使わない。じっくりお茶を出して、濃い目のお茶を啜った。

 

  その日の朝方、リオ五輪レスリングをやっていた。今季五輪で初めて生観戦した。うちの家庭はスポーツに対する思い入れがほぼ無い。いや、むしろ積極的に嫌いだったりする。理由は書けない。ただ、以前なら、ヤワラちゃんの柔道や荒川静香の金メダルの試合はさすがに見ている。見るかどうかの基準はわからない。
  さて、そんな具合なのでオンエアチェックなどするわけもなく、「吉田沙保里の試合は今日だったな」とスマホのテレビをつけた。初め、テレビがつかなかった。どうももうこのスマホは壊れかけらしい。GPSもなんだかずっと起動しているし、Wi-Fiはつながりにくいし、発熱がすごいし、Twitterのアプリなんて、重すぎて正常に動かない。Wi-Fiは調子が悪くなった当初、ルーターのせいかなと思っていたが、どうもそうではなく、スマホの受信に問題があるのだとその後わかった。
  とにかく、早く見たかったので、スマホを再起動してテレビをつけた。すると綺麗に映った。川井が決勝進出を決めたときだったと思う。
そして、63キロ級(川井)、53キロ級(吉田)の双方の階級で三位決定戦が行われた。びっくりしたのが、53キロ級の三位になった選手が、圧倒的に強かったことだ。中国の選手を瞬殺した。
  そして決勝。吉田沙保里はアメリカのマリールウ選手と対戦する。が、マリールウ選手は吉田対策をきちんとしていたのか、吉田に終始攻める糸口を与えなかった。頭を吉田の頭に押し付け、手が自由にならないように、左手の指を吉田の手に絡めていた。そのまま、マリールウが僅差でポイントを守りきり、吉田は敗退した。
ああ、そう。うちの妻は三重県出身なので、吉田沙保里には思い入れがあったのであった。それを忘れていた。
  一方63キロ級の川井の試合は危なげない試合展開であった。見事勝利し、金メダルを取った。そしてスキンヘッドのコーチをぶん投げたところを報道で見たという人もいただろう。

  吉田の試合を見ていて、体温がぐっと上がった。汗をかき、興奮してしまった。試合前の表情も、「あれ、やっちゃうかな」という不安な表情には見えなかった。ただ思うのだが、三位になった選手が決勝に来ていたら、結果は違ったのでは無いかと思うのだ。マリールウはこれで変わるかもしれないが、ビギナーズラックがあったのかもしれない。やりなれない、苦手なタイプとの対戦。仕方が無いとは言いたく無いが、負けるだけの要素はあったのだろう。
  さて、今後であるが、吉田選手は決勝にくるまでは危なげない試合展開であった。それでも往年のいきおいはなくなっているのだろうか。それは私にはわからない。ただ、ヤワラちゃんが引退したときのオリンピックのように、明らかにこれまでの精彩を欠いた試合展開ではなかったのではないだろうか。だから、とりあえず可能かどうかはわからないが、東京五輪を目指して欲しいと思う。ちょうど、三位決定戦をやっていた選手がポーランドのモニカ選手で、36歳だった。才能がある人はときに年齢を凌駕する。イチローだってそうだ。肝心なのは試合の出来である。が、完全に出来が悪かったとも言えまい。だから、東京五輪も不可能ではないと個人的には思うのだが。

  吉田選手の試合を見終わった後、早朝から7キロほど走った。

  試合後もいろいろ逸話が出てますな。

  

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  「やっちゃうかな」という表情、という文言を書いていて思い出した。甲子園である。たまたま時間があって、第一試合の木更津総合の試合を見たことがあった。二回戦かな。
  その後木更津総合はおしくも作新学院に敗れたらしい。が、この木更津総合の早川投手の面構えがすごかった。顔色一つ変えずに、投げるのだ。一方、二回戦相手の唐津の投手は顔に不安が出てしまうタイプだった。だが、この唐津の投手が際立ってメンタルが弱いわけでもないのだろう。

  夏はあっという間に過ぎていく。枝豆に気をつけながら、自分のやるべきこともやろう。

※スポーツはあまりみないといいながら、妻の要請で新体操の予選を見ていることを追記しておく。

 

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