池波正太郎をめざして

明日は明日の風が吹く

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第二十六回 短編小説の集い参加作品「サシ呑み」振り返り

 

 

振り返りを書きましたnovelcluster.hatenablog.jp


  若干異例だが、「今年のことは今年のうちに」ということで、早くも振り返り原稿を書く。通常は一週間ほど開けてから振り返りを書く。その回に出展されている他の作品も含めて、もしも読む機会よりも先に振り返りが出ていたら、白けるかなあ、という思いがあるからだ。
話は飛ぶが、「若干」という漢字があまり好きではない。字面があまり好きでない。かなに開いてしまおうとも思うのだが、「じゃっかん」と書くと馬鹿っぽいので止めている。あまり使いたくない。どうでもいい話だ。

  はてなに参加している人々の一部は、内輪ノリを異常に嫌う。ブックマーカーには特にその傾向の人がいる。数は多くないと見ている。彼らは、偶発性が高く、そして運命的な出会いというのを信奉しているように感じる。どこかにキラキラ光る出会いというものが存在していて、永遠の友情が誕生するような。
  現実には、親友になる出会いもそれは後になって気づくものだ。出会ったときには、何気ない出会いだ。大学の入学直後のガイダンスでたまたま隣り合ったような、そんな感じだ。そして趣味嗜好は合わないのになぜか気が合って、その日一緒に帰って、次の日の授業も会って。そうして仲が深まって行く。そういうものだ。
  いち早く仲良くなってしまって、気が合うかを探る。親友が欲しければ、この作業が一番手っ取り早い。ただ上記の人々はこの行為を異常に嫌って非難する。予定調和だ、馴れ合いだと。逆なのである。馴れ合わないと、予定調和な出会いかどうかなんてわからないのである。

  複数の人間が集まれば括りができ、括りができればそこに内輪ができる。強弱はあるが。それは自然なことだ。「短編小説の集い」は内輪のノリが少ない。ちょっと今回はそれを裏切ってみようと思った。このような会を主催している主催者様であるから、ある程度は寛容にしてくれるかなと甘えた。
主催者様に登場願って、一つ書いてみようと。今の気持ちを書こうと。ただし、そのまま書いても面白くないので、デフォルメをした。おそらくというより、かなり確実に主催者様は亀ちゃんのような人ではないだろう。実際の主催者様がどのような人物かは知らないのだが、知っていたとしてもそのままだしては面白くない。だから人物像を膨らました。筋肉質に来て、筋肉質にして、性癖もちょっといじった。

  はじめに決めていたのは亀ちゃんと私が、居酒屋で酒を飲むことだけである。そして2人がお互いに合わないなぁと感じていて、それを愚痴るというものであった。そこから、話の展開をどう膨らまして行こうかと考えていた。亀ちゃんがあのような性癖の持ち主だという事はかなり後になって決めたことだ。話の展開をスムーズにするために、カウンターの中に女性を配置するというのもかなり後になって決めた。正確に書けば、二つの設定は小説を書く直前に思いついた。そして「短編小説の集い」とかなり近い状況から、どうやって亀ちゃんの性癖の話につなげていこうかと発想していった。それには第三者がいた方がスムーズに進むと思った。
  実はもっと、身近なブロガーさんをいっぱい出してしまおうかとも考えたが、文字数の制限を考えると、主催者様くらいしか出せなかった。実際はもう一人出ていたが、結局削ってしまった。面白いもので、削ったら文字数がほぼジャストになった。


  二〇一六年最後の「短編小説の集い」である。たくさんの作品が集まれば良いなぁ。

 

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