今日は都内に出かけた。
最寄りの駅についてから雨が降った。間に合わないかと思ったが、その前に帰ってきてよかった。行きがけに傘を持ってくるのを忘れたのに気づいたのだが、遅刻しそうだったので、そのまま来てしまったのだ。どうせ、駅と目的地の間を歩くくらいの移動距離しかないので、かまわないかと。そのあと、九州など西国が大変なことになっていると報道で聞いて、愕然とした。
愕然としたと言えば、北朝鮮のICBMの発射だ。
「日本にとっては」だが、ああいう閉じた国の発表は本当かどうかわからなくて困る。リスクに備える場合、適正なリスク評価が必要なのだろうけれど、あの国の発表をどこまで鵜呑みにしていいのかわからない。
往時の自民党の勢いであれば、「わからない」ことを傘に、軍拡を進めていくのだろうが(という表現を使うと、左的な印象を与えるのだろうか)、都議選で歴史的惨敗を喫した今ではそう強気に行けないだろう。
そういえば、先週のマツコ有吉のかりそめ天国で、映画の続編の話があった。
なんとトップガンの続編が作られるそうだ。
トップガンは冷戦を前提としている。
アメリカとソ連の軍拡競争が下地にあって初めて成立する話だ。
だから、映画でトムキャットとミグの空中戦が繰り返し行われる。
トムキャットはF14というコードネーム?で呼ばれているが、非常な金食い虫だったみたいだ。実際に実戦配備されたのがベトナム戦争後であり、かなり批判されて縮小されていった機体だ。それでも、2000年代まで活躍した。
映画の最大の特徴はこのFー14が実際いドッグファイトしまくっているということだ。はっきり言って、これと音楽のマッチングの良さが見せ場だ。もちろん、クローズアップされるのは恋愛部分なのだが、これはトップガンの恋愛部分は蛇足だ。ベロチューしているのはびっくりしたけど。
物語は青春ものの要素も入っている。個人的にはそれほど嫌悪感を抱かない。たぶん、役者が好きなのだと思うが。トム・クルーズは、タイプ的には好きではないはずなのだが、なぜだかそれほど嫌いじゃない。アイスマンも好きだ。
とにかく、ストーリー的にもまあまあなのだが、F−14とミグのファイトと、後に氷室京介と組む、ギタリストスティーブ・スティーブンスの演奏も聴きどころ。
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一方で、「愛と青春の旅立ち」は酷い。
何が売りなのかわからないのである。
主演のリチャード・ギアを推したい映画なのだというのは丸わかりだ。
海軍の士官候補生だったとおもうが、戦艦は一度も登場しない。リチャード・ギアはちょっと育ちが悪い男。寮内でちょっとしたビジネスなどをする。それが露見して退校しそうになるのだが、めちゃくちゃおっかない軍曹のはからいで、残ることになる。そして皆のリーダー的な存在に成長していく。その鬼軍曹と改心してから格闘戦をするのだが、最後金的で勝つ。見ていて、絶句してしまう。
どうもリチャード・ギアの顔が嫌いなのだ。だから、プリティーウーマンは一度も見たことがないし、オランジーナの宣伝で寅さんの役をやったときは、本当に抗議しようかと思った。
ということでまとまりがないが、今日の十分以上書いた日記を終わりにしたい。