今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

読書感想文「十五少年漂流記」ーー十分日記12

 

 

 

※小学生の読書感想文のように。

  この夏、読書感想文を書けと、担任の三上先生が例によって厳しい顔で命令した。僕は何を読もうか考えて、母に相談した。母は、話を聞いてこの本をすすめたのだった。M先生に言うと、「よろしい」とおっしゃった。M先生はいたずらなどをすると、恐ろしい目で僕らを睨み、時にはひっぱたいた。

  本を手に取ると、分厚いな、と僕は思った。けれども、ひるむことなく、かかんに、本に挑戦した。

  タイトルの通り、この本に登場するのは、十五人の少年だ。いや、それだけではない。何人かの大人も出るのだった。

  ニュジーランドのある港を出発したサルキー号は、十五人の少年を乗せ、太平洋を行く。太平洋でとてつもない嵐に会い、彼らは無人島につく。それは困難な航海で、そのなかで、年長の少年ブリアンは、僅かだが持ち合わせた航海の経験で、だんだん破壊されて行くサルキー号をなんとか操り、無人島にたどり着く。それらの経験からブリアンはみんなの尊敬を集めて行く。

  島での生活は永遠に続くのか、それとも救助が来るまでの一時期のものなのか、それが問題だった。だが、どちらにも対応できるように、島での生活を整えていった。そして、島を探検することで、ここが本当に島なのか、それとも大陸と陸続きなのかを調べることになる。その調査の際に、先住者がいることがわかった。それはフランス人であった。そのフランス人の過ごした洞穴「フレンチ・デン」は、十五人が過ごすのによかったので、みなでそこに移ることになる。

  それから彼らはフレンチ・デンを基地に食糧や燃料を集めたりしていく。

  僕が一番驚いたシーンは、ドノヴァン一味が反乱を起こすところだ。ドノヴァンはプライドが高く、みなから尊敬されるブリアンが気に入らない。ブリアンから何を言われても、命令をされているように感じてしまう。そのドノヴァンの腰巾着である三人がいるのである。

  初めの一年は、年長者のうち、ゴードンがリーダーになった。だから、ブリアンもドノヴァン一味もゴードンに従った。ゴードンは植物や動物に詳しすぎるほど詳しい。だが、これは年齢の割には知りすぎているわけではない。だって、こうして「十五少年漂流記」を読んでいれば、僕だって知っている知識になるのだから。きっとゴードンはアニメではなく、本をたくさん読んでいたのだろう。

  ゴードンは厳しい父親のような少年で、正しいとわかっていても、反発したくなる。それで、二年目にブリアンがリーダーになった。ブリアンは年少者の面倒も見るし、献身的に仲間のために身体をはる。その献身を皆が支持するのである。でも僕に言わせれば、ブリアンのような生き方は身がもたないと思う。

  僕は、島を引っ張って行く、ゴードン・ブリアン・ドノヴァンのうち、ゴードンのようになりたいと思った。

  この本は、どこの国出身であるということを外して読んでみると楽しい。そうすると、クラスに必ずいる人物に重なるからだ。ドノヴァンは放っておくと、すぐにいじめとかをやりそうなタイプだ。その心を開くためにブリアンは命をかけるのであるが、そんなことをしなくても、取り巻きを一人ずつ引き剥がして、独りにすればいいのに、と僕は思う。また、楽しい仲間がダチョウに似た鳥を飼って乗ろうとしたりする。矢野くんみたいだと思った。

  もしも、我らが六年二組がチェアマン島に流れ着いたら、きっと女子は泣いてしまうだろう。それをみて、僕ら男子は「嘘泣きじゃないの」と疑うだろう。でも、それを鈴木さんに言うと、「嘘泣きじゃない」と言って怒るだろう。そして、どうやったら帰れるか、ラブ様に聞くだろう。しかしどうして、ラブ様は子どもの恋愛のことにしか答えてくれなそうなので、無駄だろう。

  書きたいことはたくさんあるが、このくらいにしたい。ちなみに読んだ後、お母さんに聞いたら、お母さんはドノヴァンがいいと言っていて、ちょっと面食らった。

 

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