例によって短編小説の集いに参加した。
気に入っても気に入らなくても、盛大にブックマーク、ツイートをしてほしい。
というより、noteのI.D.を持っている人って、どれくらいいるんだろうか。
今回のテーマは「熱」。
一番最初に頭に浮かんだのは高校野球だった。 初めは、高校野球選手を抱える保護者を描こうと思った。そのために、高校野球の千葉県予選を見ようと思った。
だが、トラブルが起きた。
作中では、家の鍵を家の中に置き忘れ、放り出される男の設定にしたが、そのまんま、予選を見に行ったときの私である。朝、本当に鍵を持っていくのを忘れてしまった。そのまま妻の職場まで急いだのも事実であるが、そこで邪な発想が浮かんだ。
「このまま、この一日の出来事を書いたら、『熱』になるじゃないか」
守衛に聞くのをやめた。
そのまま自転車で行ける球場で予選を見に行ったことになっていたが、実際は電車で千葉県営球場まで行って、市立船橋対木更津総合戦を見た。地獄の暑さであった。これと、前日に行われた習志野対銚子商業戦(こちらはテレビ観戦)をミックスして試合を書いた。
この前後も面白いことがたくさん起こった。それをもう少し長いものに書き直そうと思うのだが、思うだけで、書かないかもしれない。いい加減、もう少し長い作品に挑戦してもいいのであるが。
バスのなかでおそらく女子高生二人連れがいて、同じ試合を見に行ったのだと思うが、その会話で少しもおじさんはキュンとしたが、他で書くかもしれないから書けない。
「他で書くかもしれない」という魔法の呪文は、ブログでの行動をかなり制約する。