先日、千葉県立現代産業科学館で行われたプラネタリウムにいってきた。
今年は過去作三作を順々に上映するという嗜好であった。最後に日蝕が再現されていた。そこが新しい部分だ。
私が見たのは平成二十七年度版だ。
最近話題になっているのが4Kの映像である。解像度がその3倍の作品だ。
特に演出で、電車に乗って星のよく見える平野や、飛行機に乗って銀河の果てに向かって飛んでいくシーンは圧巻である。
星と星の間をすり抜けるように飛んでいくと、星が360度流れていく様が見える。ちょっと家庭では味わえないものだ。
関東地方は非常に涼しい日々が続いている。
夏のそんな日はたいてい雨降りである。
そんなじめじめを避けるのにもってこいである。
子どものころ、みなさんは夏休みの宿題をどうしていただろうか。
私は非常に行動力がなく、ぎりぎりになって適当に済ませてしまう方だった。
今はインターネットなどの情報源が豊富にある。
そうすると、さすがの物臭な私も何か情報を見つけて行動を起こしていたかもしれない。
そろそろサザエさんの定番のネタ、波平と早稲田卒のマスオさんが、子どもたちの宿題をあわくってやるというのをやる時期だ。
きっといまでもそんなめんどくさがりのお子さんがいることだろう。
お子さんの夏休みの自由研究がまだお済みではない場合、産業科学館の展示自体がそういうものがたくさんあるので、行ってみてはいかがだろうか。
プラネタリウムはもちろんだが、落雷を人為的に起こす実験は迫力があった。
また科学館のホームページを見たら、そのあたりよく分かっているようで、8月30日や31日にも、「二足歩行ロボットを作る」や「モーターで動く木のくるまを作って走らせよう!」などのイベントがある。
まだ終わっていないお子さんをお持ちの方は、首根っこをひっつかんで、千葉県産業科学館にお越しになってはいかがだろうか。