今年は高校野球の千葉県予選を見に行った縁で、高校野球の情報をチョコチョコ見ている。
今年の決勝戦は花咲徳栄(はなさきとくはる)と広陵になった。埼玉と広島の代表だ。花咲徳栄が決勝で勝つと、埼玉代表が初の優勝校になる。
準決勝、東海大菅生戦の最後の最後をちょこっとだけ見た。
延長11回の表、同点から勝ち越したところであった。
解説から壮絶なシーソーゲームであったことがわかった。
今年の大会は、どうも一気に点を取る展開が多いような気がした。
今の高校野球の展開なのかと思ったが、今年は特別高得点になることが多かったらしい。
全体のホームラン数も頭抜けて多かった。
これまでのひと大会のホームランの記録はKKコンビの清原だったらしい。ひと大会で5本。
今年、清原の記録が破られた。
決勝に進む、広島代表中村将成選手が準決勝で6本目を打った。
ピッチャー同士の競り合い、心理戦も面白いが、乱打戦は派手で良い。以前、ピッチャーの表情に注目するのも面白いと書いたが、ピッチャーの顔がひきつるひきつる。哀れであった。
それにしても、東海大菅生が清宮ひきいる早稲田実業を破ったというのも順当だということだった。
我々文系人間でもわかる数学の話。
高校の数学で、奇数を2n+1と表現する。
逆に偶数は2nである。
詳しくはこのエントリーを読んでほしい。
話の核はどこぞの物理の教授(騙っている可能性あり)が、上記の2nが偶数になるというのを理解できなかったらしい。2をかければ必ず偶数である。
この記事の本の著者、つまりエントリーの書き手は、そんなことに怒っているのではないだろう。
書いていることを総合すると、知識面で間違えている部分がないかと、ものすごく気を配っていた。その労苦を無下にされたような気分になったのだろう。
気分はわかるが、言葉の世界は誤解で成立しているようなものだからね。
興味深かったのが、それについての反応であった。
反応は二分していた。
もちろん、「気分はわかる、そういう人間が教授なんてあきれるよな」という意見と、「そんなことくらいで怒るなんて」という、反対の意見だ。
後者の人はとても数学が苦手なのだと思う。
そしてああいう性質の本を出すのがどれくらい大変なのかがわかっていないのだろうなと思った。