今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

iPhoneのメール、付かない吸盤の対策ーー十分日記74

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携帯をアンドロイドからiPhoneに変えて、絶賛試行錯誤中だ。

アンドロイドのメールでは、携帯会社のアドレスが、オリジナルのアプリで管理されている。そのインターフェイスといったら大げさだが、見かけはパソコンのoutlook expressなどと似ている。だから、移行は簡単だ。どのアプリがそれかをおぼえればよいのである。

iPhoneは「imesssage」と呼ばれるアプリにその機能が引き継がれているらしい。appleは妙なところで尖っているので、見かけがoutlook expressやGmailなどとは違う。

このimessage、見た目ははっきり言えば、ラインと同じような感じで、吹き出しで会話をするようになっている。

 

日曜日の朝っぱらから、この仕様の変化で、うちの妻君が大パニックになった。人が寝ている横で、「メールが返信できない、メールが返信できない」と大騒ぎ。三秒で解決すると、今度は「わかりにくい」と言い出す始末。

「もうあきらめてLINEでやりとりすれば」と言うと、相手がLINEをやっていないとのたまった。唖然としてしまった。

「機種変更しなければよかった」とずっとご立腹。

馬鹿なんじゃないかと思った。

 

機械を使いこなせない人間というのは果てのないものである。

大体最近の機械は、おかしなことになったら、再起動すればなんとかなるものである。ただし、今度聞いてみるが、再起動できるかどうかがかなりあやしい。

全部、まったく見たことのないものはないはずだ。しかも職場でiPadを使っているはずだ。なにが違うんだろう。

 

昼飯を食べるべく、サイゼリヤに行って注文待ちのときにまだ文句を言っているので、その場でメールやら、写真やらを送って見せた。

 

我々もだいぶ、新しい技術に疎くなりおいて行かれる年齢が近づいてきた。それを回避するには、ひとつは肌身離さずその機械を使ってみること、もうひとつはAIを早く開発することだ。

 

日曜日のメール騒動の後、DIYの店に行って買い物をした。吸盤で貼り付けるタイプの手摺りを買った。

この手摺りを風呂場に着けたかったのだが、くっつきゃしない。

補助のシールが封入されていたのだが、一枚しかない。吸盤は二つ。

さて、どうするか、と思ったときに、Googleに相談してみた。

結論を言えば、吸盤を熱湯(八〇度)をかけて吸盤の反りを戻すか、吸盤の表面にハンドクリームを薄く塗るといいらしい。要するに吸盤が変形していて真空状態が作れないか、壁に凹凸があって、真空状態が作れないのがつかない原因らしい。

ハンドクリームを塗ったら、見事に解決した。

 

こういう相棒が横にいて、相談するようになれば、機械音痴のわが妻君のような人も問題なく機械を使えるのだろう。一応、Siriの機能についても妻君に教えておいたのだが、わからないとすぐに私に聞く。まあ、よいのだが。

もしかするとそれはSiriが生き物の形をしていないからかもしれない、と書いていて気づいた。かわいい人型ロボットが横にいたら、妻君も相談するのではないだろうか。それは犬でも、猫でも、植物でもいい。

「ゼルダの伝説 時のオカリナ」で主人公が住む森に、長老と呼ばれる木のキャラクターがいた。ああいうものでもいいのかもしれない。

 

どうして日本人は人型ロボットを作りたがるのかと常々考えていた。それは鉄腕アトムなど人型ロボットの影響だ、というのだが、それは答えになっていない。どうして鉄腕アトムを作ろうと思ったのかが知りたいのである。実際に人型のロボットが自分の横に佇立していて、冷静に見たら、結構引いてしまうのではないだろうか。

以前、宮崎駿がおぞましい姿で移動する人型のゾンビのようなもの(実際になんだかわからない)が移動する映像を見て怒ったことがあった。ドワンゴ、角川の川上量生が怒られた張本人だ。

それは植物の枝葉が繁茂する姿でもよかったわけだ。その醜悪なものを作った連中は、「人間が想像し得ないものを作ろうとした」と説明していた。じゃあ、なんで人型にしたのか。配慮が足りないというより、どうしてそうしたのか、その思考過程を知りたいと思ってしまう。どうしてそのモデルを何にするのかを、AIに考えさせなかったのだろうか。

 

それにしても、スマホの情報などはガセばかりがあふれているが、「吸盤の張り方」などはすぐに正解にたどり着ける。これがネットのおもしろさだ。人々が関心があることはガセばかりになり、興味がある人間が少ないと正しい情報にたどり着ける。

パラドックスがネットなのだろう。

健康情報にガセが多いということは、興味のある人が多いということだ。

 

それにしても、無線の充電装置を見せたら、原始人みたいになるんじゃないか、我が妻君。

 

サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ (日経ビジネス人文庫)

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