十分日記と銘打っておいて随分サボってしまった。先週は風邪っぴきであった。風邪を引くと、行動が制限される。特に私は熱に弱いらしく、何もできない状態になってしまう。今回も本当に微妙に熱が出たので、何もできなかった。何もできなければ、ブログに書く内容もなくなる。
本当はあるにはあるのだが、いろんなところに喧嘩を売りそうな内容なので書けない。書くと公益性がないわけではないのだが。
何を書こうか。
そうそうタイピングの話を書こうか。
昔、タッチタイピングは「ブラインドタッチ」とよばれていた。
だが、「ブラインド」というのは盲目を意味してよろしくない、ということで、タッチタイピングと用語が改められた。
このタイピングを極めるのに不可欠なのが、「タイピングの最適化」という作業だ。
有名なところでは、「de」と「ki」だ。
通常のホームポジションで打つと、「de」は左手、「ki」は右手の、それぞれ薬指を使って打つ。「d、e」と薬指を上下に動かして打つ。これを左手の場合、「人差し指→中指」という順番に打つように調整するのである。「ki」も同様で、(私の場合)「薬指→中指」という順番で打っている。もしかすると、「ki」は「中指→人差し指」の方が打ちやすいのかもしれない。が、「薬指→中指」の順番でおぼえてしまった。
このように、ローマ字入力を行う際に、指が重ならないように調整する作業が最適かだ。「ゆ」や「じゅ」、「ぬ」、「き」、「で」、「わ」と「ざ」などが有名どころだろうか。(出てきた順で、ゆ「y→右人、u→右中」、じゅ「j→右人、u→右中」・・・・・・わ「w→左薬、a→左小」、ざ「z→左薬、a→左小」)
もちろん、やり方があるわけではないので、打ちにくいのであれば、ホームポジション堅持でもかまわないし、もっと違う癖でも良いのだろう。
※こんな速く打てません。
最近、音声入力なども発達してきているので、そちらを多用してブログなども書くようになっている。だから、タッチタイピングの速度が落ちている気がして、「タイプウェル」など、有名なフリーソフトを使って練習しているのだが、「mu」がどうにも弱いらしい。「タイプウェル」には「苦手語句練習」という機能がある。それを見ると、「ハム」や「有無」が残っている。
「mu」は最適化後は「親指→人差し指」の順番でおしてゆく。そうすると速いらしい。原則親指はスペースキーを押すときにしか使っていないので、とても手こずっている。ただ、kiのときもそうだったので、いずれ克服するのであろう。
現行、キーボードが入力デバイスとしては一番速いのだろう。
スマホのフリック入力は各種記号の入力などで、いちいち画面の配置を変更しなければならない。これが非常に手間だ。
いずれ音声認識が勝つのだと思うが、まだ精度は低い。ちょっと凝った単語や表現を使うとたちまちついてこれなくなる。ただ、人々が使用し続けることによって、それもいずれ変わっていくのだろう。
文章というのは入力装置に依存する。
手書きからキーボードになったことで、キーボードで打ちやすい言葉を無意識に選択して文章を書いているような気がする。キーボードで豊かな表現をするためには、より素早い入力を可能にし、ストレスを軽減することが大切だ。
いずれ音声認識でもきちんと文章が書けるようになるだろう。
そのときには秘書のようなAIの装置が横にいて、その人間の言葉の癖などを熟知し、個性に応じた文章を作るようになるだろう。
そんなときの文章は、落語のような表現になっていたりして。