今、書き出そうと思って上を見ると、課題に「2018年の抱負は？」というものがあった。来年のことを話すと鬼が笑う、と言う。ちょっと見てみたい気もするが、止しておこう。
さて、今年一年の総括であるが、この数年、入院するほどではないが地味に体調が悪い。そして少しだけ薬を強くしたら、その薬の効能の部分では非常に威力を発揮したのだが、逆に副作用というか、身体全体のバランスが崩れてしまった。
何かをするとすぐに風邪を引くという状況が続いてしまった。他の部位（肉か！）でも体調が悪化することが多く、難渋した。
その薬は強くすれば強くするほど、効能も強くなるというほど単純なものでもないらしい。バランスをきちんと取らないと、効果も薄くなるのだそうだ。フォースみたいなものだろう。
おかげで伏せっている、とまではいわないが、自発的に行動を制限せざるを得ない状況が続いた。家にいることが多く、あまり外へは行かなかった。非行動的な一年と言えるだろう。
通常、展覧会などはチェックしてよく言っていた。小説を書くときにも、意図している空間へ行って、イメージを高めないと書けないタイプなので、よく動いていた。それもあまりできなかったように思う。
鬼に、苦笑い程度させることになるが、来年は行動的な一年にしたい。幸い、身体の方が薬の濃度に慣れてきたらしく、ここ二ヶ月くらいは調子が良い。鼻づまりに悩まされていたが、思い切って漢方薬を飲んだら、これが良く効いた。
対症療法しかない病気や症状は、ときに漢方薬の方が効果があったりする。一応、参考にした本をあげておく。
最後に索引がついていて、症状や病状から漢方薬名が選べる。その漢方薬を紹介するページに行くと、さらに適応する体調などが詳細に書かれていて、そこから自分の体質に合致するかがわかる。素人でも簡単に漢方薬を選べる。スグレモノだ。
