今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

三国志展 二度目--十分日記285

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上野国立博物館で行われている、「特別展三国志」を再訪した。

うちのカミさんが行きたがったのである。

上野は地獄の暑さだった。麦わら帽子を持って行ったが、蒸れてしまった。被らないほうがマシだったのかもしれない。

 

土曜日にもかかわらず、外に待ち人はいなかった。最悪のときは、外にまで長蛇の列が並ぶ。

なかは、けっこう賑わっていた。人混みで動けないということはないが、展示物を見にくいくらいには人がいた。

 

なかは写真撮影が可能だ。使用は個人に限るが。前回散々撮ったので、今回は展示物を見るだけにした。細々とした展示までよく見えた気がする。

 

カミさんも言っていたがやはり、魏、呉、蜀の三国の文化の差がよく出てると思った。あと、横山光輝の蛇矛と本当の蛇矛は形が違った。横山版は、矛先がクネクネと蛇が這うような形をしているのだが、本物は先が二つに割れ、蛇が威嚇をしているような形だった。

赤壁と言われている場所の写真を見たことがあるだろうか。壁に「赤壁」と書かれていて、ガッカリする写真だ。別の場所であるという説もある。

赤壁の賦という有名な詩があって、それを絵にするというのが中国で昔流行った。その絵が展示されているのだが、あれを見る限り、本当にガッカリ写真の場所が赤壁であると思った。が、あの絵は想像の産物だと気づいた。

 

ああいうところに行くと、講釈を垂れたがる人間はいるものだ。

「中国は中国人が治めているわけじゃなくて、ガイジンが治めることもあるんだよ」

はじめ、イギリスなどの列強が植民地したことを指しているのかと思った。いや、でもあのときも一応清国は存在してたしな、とか思っていると、

「始皇帝もガイジンだから」

と言ってて、鼻白んだ。

漢民族じゃないけど、ガイジンじゃないから。

 

お土産もいくつか買った。

黄巾党の布は皆テンションが上がっていた。出師の表が書かれた扇子はもう無くなっていた。

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前回は混んでいてやらなかった武将メーカーにも挑戦。

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武将に関してはまあまあの満足だった。

目と口が実物に近いらしい。

かみさんもやったのだが、司馬氏が台頭したときに最後まで曹氏につき、反乱を起こそうとして殺されるおじいちゃんの武将だった。そういう不器用なところがある人なので笑ってしまった。