今日の十分日記

今日の十分日記

原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

中国の青春ーー十分日記173

震災以降、近所の家で立て替える家が増えている。

近くにあるアパートなのか、それとも旅館なのか、判然としない建物の解体が進んでいた。それが昼間ものすごくうるさいのだが、訳の分からない怒号が飛んでいて聞いていて不安になる。

「てめえ、なにやってんだ、こらぁ」

とか、何かが倒壊する音が近隣に鳴り響いたりする。

おいおい大丈夫か。親方は日大の出身者か、と言いたくなるが、個人的に日大には好意のあった女性が通っていたので、あまり強いことが言えない空気がある。

 

同じように、今日も同じマンションに住む中国人の男が元気である。

ひっきりなしに電話をし、友人を招いて大騒ぎをしている。

前にも書いたが、うるさくもないのにうるさいとクレームをつけられ、殺意を覚えるよりもましなのでそれはよい。

 

それにしてもいくつの男なのだろうかと想像する。

二十歳は過ぎていそうである。

我々はいわゆるロスジェネの始まりの年代である。二十歳過ぎて就職すると、本当に心理的にばらばらに人間関係を解体された年代である。平気で同窓会にいける人間をどうも好きになれない、四十代前半はそんな世代である。

だから、友人を招いて毎晩どんちゃん騒ぎなどしていない。

忙しくて、あえても数ヶ月に一回。年に一回だ。

「いやオレはしたけど」

あなたはエリートの方なんだよ。

 

だから、結婚したくない。まだ遊んでいたい。なんてことをはてなの匿名コーナーで読んだりすると、ちょっとほっとする。

われわれと違って、友人関係が解体されずに済んだんだな、と。

それならそれでよろしい。

みんな二十代半ばでさっさと結婚したからなあ。

 

先の中国人に戻る。

日本にもそんな時代があった。80年代まではそんな感じだったのだろう。

そこまでは日本も青春時代だった。

中国も今、青春を謳歌しているのだろうと、近所の中国人を見て思う。

その時代を超えて、人に言えない葛藤を抱えるようになると、いっちょ前の大人になる。どの国も、どの人間もそんな時代を謳歌する権限はあるからね。

 

それにしてもいつもはうるさがたの我がマンションの連中も、外国人相手だと遠慮するのね。

大阪地震ーー十分日記173

2018年6月19日、大阪北部を震源とする震度6弱の地震が発生した。

地震の被害は震度やマグニチュードによらず、具体的な状況によるわけで、やはり今回の地震は大きなものになった。無意識にこんな文章を書いたが、癖で地震が起きると東日本大震災と震度などを比べてしまう自分がいるからだ。

被害に遭われた方にはお見舞い申し上げる。

ブログをやるようになって良かったと思うことの一つは、「無意味な情報を摂取しない」という選択を意識的にできるようになったことだ。

特に救いのない、災害や事件が起きた場合、必要な情報の範囲を決める。その外にある情報を極力見聞きしない。同じ情報でも何度も見聞きしてしまったり、デマや心ない言葉などを見続けると、精神的に参ってしまう。

今回もそうで、一回だけ現地の航空映像などを見た。

またぞろ愁嘆場を見せられるのかと思ったのだが、表面上は平静を保っているようだった。阪神の震災のときのように、街を火が包んでいたり、東日本の震災のように津波が一帯を飲み込んでいくような映像を見なくても済んだ。

もちろん、被災された方が大変じゃなかったわけではない。

特に交通機関が混乱しているというニュースは読んだ。

 

若い頃、特にツイッターだけをやっているときに東日本の震災が起こったが、そのときは食い入るように情報を見ていた。割と物資が不足したり、原発の事故があったからだ。情報を得なければ知らない間に、とんでもない目に遭いそうな切迫感も感じていた。

だが、結論から言えば、大切な情報はいくら探しても出ないときは出ない。テレビでも原発の映像は数時間後。メルトダウンしているという情報はタイムラインに踊っていたが、それが真実だと確定したのはずっとあとだ。調べても無駄といえば無駄だ。それに知ったところでどうしようもない。

それで何とかなるかと言えば、なんともならない。

物資の不足はどうしようもないし、開かないスーパーの情報も入ってこない。時短営業しているスーパーに行っても、何もない。

だから、定点観測ではないが、ずっと情報を見ずに、見る時間を決めて情報は摂取した方がよい。と個人的には思う。

 

www3.nhk.or.jp

あほも多いしね。

 

もっとも今回の大阪の場合、そこまで酷い状況にはなっていないようだ。

なくなられた方や怪我をされた方は不幸だったが、それだけは救いである。

臭いの記憶ーー十分日記172

下の階に住人が入った。

あまり好ましいことだと思わない。

だが、苦情を言うわけにもいかない。自分の所有物件じゃないからだ。

 

もう十年近くになるのか。

昔、下に入った住人に苦しめられた経験がある。

無職、独身、おそらくアル中の男だった。

夜中にいきなり上の階の我が家にやってきて、「うるせえぞ」と言ってくるのである。

安酒で始終酔っていると、酷い体臭になる。おそらく自分では気づかない。それにその男は風呂に入っていない様子だった。その垢じみた臭いと酷い体臭は、住所不定者のそれに似ていた。

その臭いに耐えながら、苦情を処理していた。管理会社にも連絡をして、我が家の知らない間に、管理会社の担当の男が下の階の部屋に行って、騒音を確認したそうだ。だが、騒音はなかったそうだ。

ならこちらになにも言う必要はないのに、管理会社は我が家に連絡をしてきた。この段階で引っ越せば良いのに、我が家のかみさんも、下の住人も引っ越す気はなかった。

 

最終的に男は家賃を踏み倒してばっくれた。

 

今、窓を開けていると、下の住人の吸う煙草の臭いとともに、その男の臭いが入ってくる。吸っていると、鼻の奥が苦しくなる。気持ち悪くなる。

きっと直接吸っているのと同じだけの量の煙草を吸わされていると思う。窓際に干す洗濯物はすべてたばこ臭い。いっそ集合住宅内も禁煙にすれば良いのに、と思う。オリンピックにそなえて。

そういえば、もう煙草は五〇〇円以上するんだね。

news.careerconnection.jp

「一〇〇〇円以上にしなければ意味がない」と禁煙学会が言っているらしい。でも、結局禁煙対策でフィリップモリスは値上げをするわけではなくて、税金も関係なくて、売り上げ減を補填するためらしい。「もうこいつらはいくらにしても吸い続ける中毒者」という認識が同社にあるのだろう。

 

話を戻すが、騒音でクレームされるよりはましなので、放っておいてある。正直言って、今の我が家よりも下の住人の方が騒々しい。友人が頻繁に訪れて、夜中まで騒いでる。逆に助かっている。我慢すれば良いから。また下の住人が独りのときも、ひっきりなしに窓際で電話をかけている。他の階の中国人もうるさい。

 

それでも苦情を言われたり、直接来られるよりはましだ。

やりあったら勝てそうな相手がやってきて、覚えのない文句を言われると、殺意を抑えるのに苦労するからだ。

痛ましいーー十分日記171

なんとなく、日々感じていることを書くことが増えてきた。

「今年は行動の一年にしよう」とかぬかしておいて、体調が優れない日々が長く、動けないことが多いからだ。ここ数年そうだな。

また痛ましい事件が起きた。

昨日、BS1で、岡田武史、ラモス瑠偉などが登場してこれまでワールドカップにおける日本代表の戦い方について話していた、趣味な番組を見ていた。番組の途中、テロップによる速報で、事件のことを知った。

mainichi.jp

始め、「自閉症で入院」という誤報に近い報道が毎日新聞でなされたらしいが、ネットの反応を見ている限り、自閉症で入院というのはないらしい。他の精神的な状況が重なって入院に到っているとのこと。

それにしてもなんとも嫌な事件だ。どのような形であれ、ストレスを消化しないとやってられない。

 

明日からのワイドショーでは原因探しという名の関係者、同様の病気をもっているものに対するなぶり殺しがやってくるのだろう。はあ、いやだいやだ。

ただ、どこまで皮を剥いても原因なんて出てこないと思う。少なくとも外部には。親が悪い。そうなのだろうか。いつも思うのだが、悪いと言えなくもないが、なんともすっきりしない。学校が悪い。時代が悪い。アニメが悪い。テレビが悪い。ユーチューバ―が悪い。類似の犯罪があったのが悪い。病気が悪い。どれも一緒だ。

それは同じ状況にあっても犯罪を起こさないものもいるからだ。だから、それが原因といわれても腑に落ちないのである。

 

以上を書いて下書きに放置し、二日が経過した。

世の中はすっかり朝鮮半島の話題にスライドした。それはそれで良かったのかもしれない。

この間、加害者の母親からコメントが出た。

「自殺ならあり得るが、他殺は考えていなかった」という趣旨のコメントが出て、世の中は少し騒然とした。

そして、はてなブックマークのコメントでは、一部で「製造者責任」とか心ない声が聞こえた。もちろん、第一に慮る必要があるのは被害に遭われた方とその親族の方である。それはまちがいない。だが、こういう反応を見ていて思うのは、親は関係ないじゃないか、ということだ。

特に芸能人の場合、その子どもがやらかすと世間の当たりは強くなるのだが、「確実に犯罪者になる育て方」が存在しない以上、その責めを親にまで負わせるのはやり過ぎだ。

 

 それにしても、上のお題に「はてなブログ公式ミートアップ開催します」という文言がならんでいる。マウスの上のコロコロするところをクリックすると、新しいタグが開くようになっているのだが、ここをクリックしても新しいタグが開かない。

だから、ミートアップの概要は何も分からないが、きっとみんなでトマトを投げ合う祭りでもするのだろう。みなさん楽しんできてね。

末期的症状――十分日記170

 

70歳定年のはずが…自民9人が出馬意思 特例に反発も(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

もろ団塊の世代か。やっかいだよな。もう上の世代はいないし、下からは言いにくいし、自分たちで解決・・・・・・、するわけないし。なにやっても許されてきた世代だからね。

2018/06/01 16:09

 最近、ときどき思うことがある。

二〇一〇年代に入って、日本の国や社会はいよいよ末期症状を迎えている、と。

 

母が昔パートをしていた結婚式場が、倒産したときの話をしていた。

倒産すると決まった途端、バイヤーや貸衣装屋など外部業者が飛んできて、自社の製品を一気に持ち出していたそうだ。火事場のような騒ぎだったらしい。今までにこやかに下手に出ていた人間も、形相を変えていたそうだ。そうやって、自分の物を差し押さえされるのを防ぎたかったのだろう。

今考えると、結婚式場にどうしてバイヤーがいたのかは分からない。

そんな話を笑い話として語り、まったく人間不信にもなっていなかった母のタフさに驚いたり、もともと他人なんて信用していない人なのかもしれないと思ったりした。うちの母だと後者もありうるのである。なにせ、自分の息子の生き方が嫌いだと言い放つ人だからね。

 

今の日本はそんな「倒産直前の会社」のような感じがする。

とにかく、自分の取り分を取りっぱぐれないように、もっとあわよくば取り分を増やそうとしているようにも見える。

政治家が教育を使って、金儲けをしようと画策したり。

どうでもいい文書改ざんをしたり。

他人を無限に働かせる法律を作ったり。

お友達だけを優遇したり。

教育者が己のために学生を利用したり。

じじいの薄汚さが目立つ。

とはいうものの、お年寄りとてやさしい人もいる。

だが、ある程度の地位に就いている老人は最悪である。どうしてだろう。最悪じゃないと地位に就けないからだろうか。

 

この間、夜道を歩いていたら、「おら―」という怒鳴り声が聞こえて振り返ると、おじいさんが怒っているらしかった。私の前をゆく男性がスマホを片手に自転車に乗っていて、それを咎めたかったらしい。もちろん効果はない。それを思い出した。

 

補足がいるかもしれないが、アマチュアスポーツで強いチームを持って、一番利益があるのは指導者だ。メジャー競技、いやはっきりいって、野球とサッカーくらいだろう。活躍した後、選手にメリットがあるのは。しかも男子だけ。それも、一部の人間しか活躍できない。

 

日本社会が末期的状態になってしまったきっかけは何かと問われれば、それは東日本の震災だったと断言してよい。正確に言えば、震災のあとの復興が中途半端になったことだろう。あそここそ、得意の公共事業に金をつっこめばよかった。

しかし、原発のことがあるから、人々の意識を他にそらせたい。だから、終ってもいないのに、復興がなんとなく終ったような印象操作をした。

特に自民党はそうだろう。

 

好景気なのに、社会的にはぎすぎすしている。

これもみな知っているからだ。

景気が良いといっても国、社会全体に波及するような性質のものではなくて、一部富裕層がさらに富むだけだと。

 

加えて東京オリンピックが決まってしまった。

これが致命的だった。

スポーツ指導者の傲岸なふるまいもオリンピックが煽っているような気もする。

オリンピックに金をつぎ込むために、東北がなおざりになっている。

オリンピックで作った競技施設は、その後のことを考えると、それほど豪奢な造りにしなくても良いと思う。と今更言っても仕方がないが。

その分を本当は東北の復興に当てた方がよかった。

matome.naver.jp

 

予測によれば、オリンピックが終ると、不景気が待っているらしい。

早い予測では一九年度から景気後退らしい。

それはオリンピック用の施設が次々と建設終了し、それに付随した不動産バブルも終焉するからだ。

 

その後は本当は東北の復興を真剣にやらねばならないのだが、火事場泥棒を避ける意味でも、いったん民間主導で様々な社会問題を解決する方向へ持って行ったらどうだろう。金だけ税金から出させて、政治家や政府には口を挟ませない。そんな方向でいけないだろうか、と思うこの頃である。もう政治家などの権力者は切り離して、昔の貴族のように国家行事を淡々とこなす神主的な位置において、実際の政治は民衆がやる。それが良い気がするのである。技術的には直接民主制は可能なはずである。

 

※書いていて、「今この五輪の開会式を東北の仮設住宅から応援している人々がいます」的なNHKのアナウンスとともに、おばあちゃんが白々しくテレビを見ている光景が、画面に映るのを想像して嫌になった。

 

若者の変化ーー十分日記169

大阪の桜宮高校で体罰事件が起こったのは2012年のことだった。

経緯は省く。体罰のせいで、部員の一人が自死してしまった、という痛ましい事件だ。

興味深い? 奇妙? なのは、当時他の部員からから顧問をかばう声があったらしい。当時私は、この現象をストックホルムシンドロームだろうと思った。銀行強盗犯に同情してしまうというやつだ。

 

一方で日大の悪質タックル事件では内田前監督を擁護する部員の声はあまりにも小さい。

良し悪しは置こう。

ただタックルをした学生の記者会見を見ていても、若者がまたもや変化したのだなと思う。

 

当たり前だが、上の提案に乗って悪事をするからには、その後の結果は己が背負う。尻尾切りされても仕方がないと腹をくくるのが普通だった。この点については上が悪事をしにくくなったのだから良かった。

 

誰かが書いていたが、前監督と前コーチ、そして選手の全員が全くの真実を語っていたらと想像するとゾッとする。若者と多く関わる機会のある人間ほど、今回の事件にはゾッとしているのではないか。