もう三年目か。
giant escape r3 というクロスバイクの入門機を愛用している。
チェーンを清掃して、タイヤを回すと、なんだかブレーキシューのところにひっかかる。ブレーキシューとはブレーキのタイヤと直接ふれあうブレーキの部分だ。
通常、こんなことが起きるはずはない。
ネットで調べると、これは「横振れ」という現象らしい。
タイヤを真上から見て回すと、通常まっすぐまわるのに、右に左にフラフラ軌道を描くのだ。多少の振れならば気にしなくてもいいらしいが、ブレーキシューに振れるくらいなら、これは大ごとだ。
横振れがなぜ起こるかというと、それはタイヤのスポークの付け根にあるニップルというネジが緩み、ホイールがじゃっかん歪むからだ。
それにはニップルレンチという工具を使用して、ゆがみを解消しなければならないらしい。アマゾンで買ってみた。
それを手に、ニップルを調整しようとしたら、スポークの内側の付け根は円盤状の部品に刺さっているのだが、それ自体が割れていた。
晴れて、ホイールごと交換しなければならなくなった。
安くはない出費に泣くに泣けない。
貧血野郎なので、派手な運動はできないし。といっても、ほぼふらつきはなくなったが。
座してホイールを待つのである。