今日の十分日記

今日の十分日記

原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

新しいネット。

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 ネット工事を無事終えたまさりんです。

 

 工事に来て頂いた人が、非常に汗かきで、作業をしながら仕切りに汗を薄い額に浮かべていた。そうなるまえから、業者の方にお茶くらいは、と思って、数本の飲み物をコンビニに行って買っておいた。しかし、現実に購入する段になると、一体何人の業者さんがやってくるのか見当がつかなかった。大抵は一人か、もしかすると営業と工事の二人がやってくるときもあった。また、どんな好みかも分からない。嫌いな物まで出すわけにもいかず、一応種類を分けた飲み物を数本買っておいた。

 そして中年でちょっと小太りで、同じ中年のみにはシンパシーを抱きやすい風貌のその人は、額に汗を浮かべ、煙草の匂いをぷんぷんさせながら作業をしていた。その時点で、お茶ではなくポカリスエットを渡そうと決めておいた。

 作業を終えて帰るときに、冷蔵庫から急いで取り出し渡すと、少々はにかんだ表情を浮かべて受け取った。私は良かったと思った。

 

 プロバイダの移行作業を全くしていなくて、それぞれのパソコンのメールの整理が手つかずのまま残っていた。私のパソコンには「Outlook express」が入っていなくて、プロバイダのウェブメールを主体に使っていた。プライベートの友人や昔加入した企業のメールを主にそれで使っている。ここ数年は、gmailなどを使っているので最近登録したメールアドレスは大体gmailだ。「outlook」は非常に起動に時間がかかるイメージがあり、使いたくないというのも、ウェブメール主体になった理由である。

そのウェブメールに友人との私信がいくらか残っていて、それを「outlook」に移した。メールの設定を新規に作成して、メールを落とした。なんだか、プロバイダの説明どおりにやったのだが上手くいかず、非常に時間を取られた。「送信」のアカウントの設定が上手くいかなかったのだ。

 友人とのやりとりを読みながら、落としていったのだが、ブログの他に、非定期メールマガジンのように行われているやりとりは、はっきりいって赤裸々に書かれている内容だ。だからこそ、どの時々の自分の考えていることが如実になっていて、自分のメールを読んでいるだけで楽しかった。何かの作業が成功して興奮している自分の文章は、面映ゆいが自分で勇気づけられてしまうものがあった。特に、「失敗するだろうな。でも付き合い上手を抜くわけにはいかない」と敗戦処理をしていたことが逆転で上手くいったときのことなど、我ながら興奮してしまう。本当は叫びたいくらい嬉しいのに、淡々としている文面を書こうとしている自分に「気持ち悪い」と思った。失敗しているときや、他者の妨害にあっているときのやるせなさ、怒りもあり、そのときの感情も感じられた。全く害がないので、実名で(読み手はその実名者を知らない)罵倒したりした。が、すんでしまったことなので、今となっては楽しい思い出だ。

 本当は具体例を出せればいいのだけれど、内容が内容なので、書くわけにはいかない。

 

 さて、数年間お世話になったプロバイダとも、そろそろお別れの時だ。名残惜しくはなかったのだが、メールの移行作業で、それらの文面と出会うと、ちょっと寂しくなった。プロバイダを移すという決断をしたことをちょっと後悔した。しかし、人間は齢を重ねると変化を恐れる。そういう年齢に入ったときには、冒険が必要なのである。

 おおげさだな。今日は、「退屈な日常の中の小さな変化」について書きました。

 

 作業を待つ間に読書が捗ってしまって、その感想を明日は書きます。