今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

夏の宿題消化シリーズ2 「第十回 短編小説の集い」自作振り返り。

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 二度目の登場、まさりんです。

 む~ん。挨拶の言葉も二度目では出てこない。ということで、「前略」します。

 

 今回の自分の作品と、それに感想をもらったので、感想に対するコメントを書いてみたいと思います。

 

 

masarin-m.hatenablog.com

「その夏の冒険」

 今夏は風邪を引いてしまい、物見遊山ついでの取材ができませんでした。場所と「山を探検した」というのは完全に過去にあったことを下地にしています。もちろん、スズメ蜂は足しています。ただ、恐ろしく短い距離を、異常に長い時間を掛けて移動したというのは本当です。ぐったりしてしまいました。

 人物も基本的に実在の過去の友人を下地に膨らませています。というか、短編小説の集いの作品は基本的に、複数の実在の人を名前と性格などをシャッフルしたり、膨らませたりして人物は作っています。なんとなく、完全にフィクションの人物はまだ作れないのかもしれませんね。

 今回は頂いている感想に、簡単にコメントを返してみます。

 

yama-aki1025.hatenablog.com

 真山さん、ありがとうございます。

 ていうか、QとかPってくると、数学の座標点みたいな感じですね。飛んでる蜂をナイフで一刀両断できるQは凄腕。

Pの涙はちょっと唐突な気がするんだけど、言うほどそんなに気にならないのは彼らのキャラがすごく立っているからだと思う。類型的でない、血肉の通ったキャラが書けるのはスゴイ。

 

 実在の人物が下地になっているから、悟られないように思いきり遠いPとQという風にしました。いいんだけどね。もう本人たちも覚えていないと思うから。グルカ兵は「暦ログ」の記事で見た記事をヒントにしています。「世界の特殊部隊」だったと思います。

 ちょっと、類型的になってしまった気がしますが、それを避けよう避けようとは心がけています。

 

lfk.hatenablog.com

 川添さん、ありがとうございます。

小学生が夏に山を探検する物語。最初にインドかネパールの話やククリナイフが出てきてそのあたりの情景や人種を思い浮かべていたら、他の二人の弁当がおにぎりと小倉トーストで日本人だった。実は日本の山の話だったみたいだ。冒険の間に子供の夢や家庭での心情が挟まれるあたり、スタンド・バイ・ミーを思い起こさせる。

 

 インドかネパールの話か、と具体的に情景が思い浮かぶ所がすごいです。ブログを全部読んでいないですけど、相当数の国を回られたのだと思います。

 ちょっと「人物描写」を密にしたら、スタンド・バイ・ミーになっちゃったんです。あの何とも言えないラストがいいです。結局なにも解決しない、という感じが、ね。純粋に山を巡る描写だけで攻めても良いんですけど、なんとなくこの方が良いみたいです。

 

novels.hatenadiary.com

 貫胴さん、ありがとうございます。

若すぎてモテる男は身を持ち崩す…というくだりから、自然とPに注目しながら読み進めていました。冒険の途中での、3人の関係と主人公の内面的描写が好きです。冒険はここでおしまい、というほっとするところからの急展開。ナイフで人を切ったらこんな感じなのかとリアルに想像させられました。痛点のくだりは、本当にそうなのかなと、痛みを感じました。

 

 「若すぎて~」云々は、本当に実感です。結局異性よりも強く好きな者を持ち続けている人は確かに大成するのかもしれないけど、田舎の小学生でそういう人は昔はそれほどいなかったです。痛さの描写は鶏肉を切っている所を想像しながら書きました。血は出ませんが、肉の裂け方はあんな感じですよね。生きていると違うのかな。実験しようがないですね。

 

novelcluster.hatenablog.jp

 虚無透さん、ありがとうございます。

 少年三人が山中に冒険に出かけるお話ですね。あらすじとしてはきちんと旅をしていて、この登場人物の内面でも思春期に向けた旅が始まっていると言う構図が心地よいですね。ズッコケ三人組ではないですが、キャラクターが違う三人がそれぞれの特徴を良くも悪くも見せながら先に進んでいく感じに安定感があります。まさりんさんの作品はどこを切っても安定感があるのがいいですよね。そしてこの作品を挙げるのもありきたりですが『スタンド・バイ・ミー』ですよね。主催者が実は『スタンド・バイ・ミー』をまだ見ていないと言うのはここだけの話です。怒らないで、近いうちに見るから。

 

 部長、からかわないで下さい(T_T) 怒りませんよ。見たことないのにストーリーがわかるって、定番のすごさですよね。近くで書いている所を見ているカミさんが、「今回は書きあぐねてるね」って言ってました。なんか勢いで書くというより、じっくり考えながら書いた感じがあります。本当にこの企画、勉強になってます。ありがとうございます。

 そう、なんか、思春期の心境の変化って、日常的に「少しずつ」っていうより、出来事や事件を経験していきなり進むんですよね。Pが「帰りたくない」ということに気づくという点と、Qの独歩な感じにはこだわりました。

 

 ということで、少し丁寧に振り返りをしてみました。あまりにも感想を出すのが遅くなったので、このくらい丁寧なほうがいいだろうと思ったからです。次回からやるかは、わかりません。わかりませんが、感想は確実に読まさせていただいております。とても勉強になっております。これらからもよろしくお願いします。

 

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