今日の十分日記

今日の十分日記

原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

笹野高史がプレミアムトークに出ていました。面白いおっさんでした。

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 プロになるか迷っているまさりんです。

 このはっきり言って、謙遜ぬきで泡沫ブログである「池波正太郎をめざして」。これを主催している如き人間が、はてなの「プロ仕様」に変更するか迷っています。いま世間では「pvとか収益とか出すことの是非」が問われています。が、本当にそんなもの書くのが恥ずかしいくらいの動きしかできていません。でも、新しい動きを出してみようかとも思うのです。しかし、どのくらいで成果を出せるのかを考えると、一ヶ月じゃわからないし、三ヶ月でもムリでしょう。最低、半年はやってみないと。そうなると、「プロ仕様一年バージョン」に加入するかと考えているのですが、迷うなあ。意味もないのに、一ヶ月七〇〇円の支出はどうなんだろうか。まあ、いいか。やってみっか。

 

 今週に入り、イレギュラーで忙しくなったのですが、またイレギュラーで二三日ヒマになるかもしれない、という予定の定まらない一週間でした。あまり書けないのですが、相手のわがままですな。

 と例によって、なにか音が欲しくなって、「あさイチ」を見ていました。笹野高史さんがゲストのインタビューの日でした。笹野さんといえば、名バイプレイヤーです。今も、ニンニンジャーという子ども番組などにも出ています。

 その長い芸歴で印象に残っている映画に「男はつらいよ」をあげていて、嬉しくなってしまいました。毎週土曜日の七時からBSジャパンでやっています。これも作業するのにちょうど良いのです。先々週の「男はつらいよ」は、大学生の満男(吉岡秀隆)が及川泉(後藤久美子)に逢いに名古屋までバイクで行くという話だ。八九年公開のこの作品くらいになると、渥美清の身体がかなり弱っていたのか、満男が中心の話が増えてきます。それを思うと、哀愁を感じてしまいそれもまた見所だと思います。いつも同じ話に見えて、時代によってニュアンスがちょっと違っていて、それが楽しいのが「男はつらいよ」です。

 八九年のその話で笹野高史は、ホモのバイカーとして満男を襲う役です。満男が襲われて逃げるとき、「お金あげるから!」と背中に投げ銭を投げるのだが、このセリフはアドリブなのだそう。この役をするために、普段良く見ていたゲイの人を観察して使ったそうです。あまりやりすぎていなくていいんですよね。でも所作に「いかにも」という部分があって、「気づけよ」とつっこみたくなる。

 初めて「男はつらいよ」に出たのが、八五年の「柴又より愛をこめて」が初出演でした。これは寅さんのテキ屋仲間として出演。渥美清はそれ以前に、笹野高史を見知っていたようです。始め一緒に温泉に入って、緊張をほぐしてくれたそうです。ある回の後、帰り際に「帰るの、いいねえ。笹野ちゃんみたいに、おいしい役をやって、ちゃっと帰る。いいねえ。そうなりたかった」と言いました。帰りの電車で気がついた。「若いころはもっとセリフも言いたいだろうけど、我慢してやってくんだよ」という慰めだということを。それからは、「ワンシーン役者」として背を伸ばしてやっていこうと思ったそうです。

 笹野さんのインタビュー、実は九時またいでからが面白かった。バンドが出演したのだが、この黒人のボーカルと意気投合。笹野さんが暴れまくったのだ。彼のグッチ裕三を喰いまくりでした。バンドメンバーが自己紹介したときに、最後立ち上がり「And I’m takashi」とか言い出したり、ボーカルが生ライブに笹野さんを入れようとしたり、確かボーカルがラジコンのコントローラーで動かそうと向けるとちゃんと動こうとしたり。とにかく、面白かった。アウトデラックスにも出てたんですね。面白そうな人ですが、本当に面白い。

 冒頭に書いた相手の都合で、二日ばかり暇な日が出来。これを書いている途中でそれがきまりました。まったく。でも、不思議なもので文章でやりとりしていると、なんとなく打ち解けてくるのです。

 昨日書こうと思ったことは明日にまた持ち越し! さすがプロ。

 

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