今週のお題「わたしの部屋」
二日ぶりのまさりんです。
昨日とりだめてあった「あさイチ」を今日になってみました。おもしろそうな内容出ない場合、また見る時間が無い場合、そのまま削除なんてことも多いのですが、この回は見てしまいました。
番組では、家族の迷惑を顧みずに、色々とこだわりを持っている男性についてとりあげていました。それをスタジオのゲストである、キャイ~ンの天野ひろゆき(マンガ・料理にこだわる)、俳優の六角精児(ボクシング・ギター)、そして柳澤秀夫(アマチュア無線)が擁護するという形で進行していきました。
確かに、ひどい夫も出てきました。
なぜか、料理の出汁にこだわる夫。
外で出ると様々な種類の削り節などを買ってきて、休日にはそれで料理を作る。普通の粉末のだしで作った料理には手も付けない。海原雄山かい! とつっこみたくなる夫です。しかも、それを取るための鍋も何十個も買ってくる始末。ペットに上げる餌まできちんと出汁を取る。
学生時代に日本料理店でバイトをしていて、出汁の深さに気づいたといいます。
ただ、休日意外の食事は奥さんが用意するのですが、普通の粉末だしで作った料理には箸も付けない。むう。
実際、夫に不満を持つ妻のうち、夫に伝えたことがあるの八十二%、うち解決したのは五%だったそうです。
別の男性は週末になるとスーツを買います。毎週何着か買います。
この男性の場合、学生のころ毎日同じ制服を着るのがいやだったのだといいます。だから就職してからは毎日違うものを買おうと。潔癖症なのかもしれません。
家計には負担にならないようにしているみたいです。一円でも安く買えるように、セール情報はネットやチラシでチェックします。遠距離で買いに行くことはしないそうです。
スタジオの男性陣はVTRをみてから、どうしてこうなるのか、という質問に、「惰性」「思い出の集約」「明日へのエネルギー!」という答えが。つまり、「仕事で忙しい男の息抜きで必要なもの」ということらしいです。
森永卓郎が出てきて、博物館を作ってしまったほどのコレクションの話が出てきた。ジュースの空き缶、CDプレーヤー、カセットプレーヤー、紙コップなど、およそどうしてコレクションしたいのかが分からないものが沢山。この例はちょっと極端だと思いました。偏執狂なんでしょうね。
私自身はこれを見ていて、思ったのは、「両方の気持ちが分かる」ということ。男として、こういうこだわりを持ちたいという気分もわかる。逆に妻もこだわりを持てばいいのに、とまで感じる。社会は余剰の部分があってこそまわっています。それを文化というわけで、それがなければ困る。そして余剰から新しいものが生まれる。それも理解できる。
同時に、女性の言い分も分かったりする。我が家の場合、カミさんは整理下手だ。ものの管理は私がやっている。男女が別なのである。もともと下手なこともあるし、キャパシティーオーバーなのを理解できずに、物を買ってくる。(具体的には本だ)ただ、職業柄本を読まないといけないので、買ってくるのには文句は言わない。しかし、キャパシティーオーバーなのだから、買った分だけ、いらなくなったものを捨てればいいのだと思う。それができない。
捨てると言うと、ものすごい顔をする。「いいよ、捨てて。いいよ」といいながら、悲しくて恐ろしい顔をする。それを振り切って捨てるのであるが、なんであんな顔をされるのかとものすごく腹が立つ。
結局、性別に関わらず、家の内部を管理する側(「妻」、我が家の場合「私」)にとっては、こちらの都合を考えないでものを持ち込まれるのが腹が立つのです。だから、小遣いの範囲で趣味をやろうがなんだろうが、管理する側をないがしろにする行為が許せないのだとおもいます。性別は関係ない。
スタジオでは、「もう勘弁して下さい。これを見ていて、平穏無事だった家庭にさざ波が立っています」というようなFAXが来た。
思うのは、妻が夫に文句を言う機会があるのだが、夫は妻に何も言えないよね。この状況が直らないと、男女平等にはならないよね。