今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬

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 こんにちは、まさりんです。

 昼間の休憩時間にジョギングをして、その後、「ジョニー・イングリッシュ」というイギリス映画を見た。

 こういうベタなの大好き。

 

 監督:オリヴァー・パーカー

 脚本:ハーミッシュ・マッコール

 製作:クリス・クラーク

    ティム・ビーヴァン

    エリック・フェルナー

 配役:ジョニー・イングリッシュ:ローワン・アトキンソン

    タッカー:ダニエル・カルーヤ

    ペガサス:ジリアン・アンダーソン

    サイモン:ドミニク・ウェスト

    ケイト:ロザムンド・パイク

    ティン・ウォン導師:伊川東吾

    

 物語

 話の冒頭、ジョニーはチベットで修行をしていた。自分の恥を忘れるためだ。彼はモザンビークの大統領を失態で暗殺されている。確かにその暗殺の経緯はお粗末なものだった。

 だが、情報提供者の指名によって、ジョニーはMI7に戻ることになる。MI7は東芝に買収されていた。

 ジョニーが戻された理由は英中首脳会談のときに首脳暗殺の可能性があり、それを突き止めるためであった。暗殺集団は「ボルテックス」。暗殺のための鍵は三分割され、三人の刺客が持っている。

 香港で首脳の一人フィッシャーと会った、ジョニーとタッカー。その場で、「掃除屋」にフィッシャーを片づけられてしまう。チベットにおけるティン導師の修行のたまもの、年長者の知恵を持って、鍵を奪うのであるが、鍵を英国に持ち帰る途中、奪還されてしまう。

 すったもんだあって、残りの鍵も奪還されてしまう。舞台は首脳会議の場。万全の警護を期すために、スイスから要塞を借りていた。要塞のなかで行われる暗殺劇。ジョニーとタッカー、いかに暗殺を防ぐのか。

 

感想

英国の諜報機関といえばMI6である。MI7というのはないと思う。あまりにも質の低い諜報員に不評を買うことを怖れて、7にしたのだろう。高村薫の小説に「リヴィエラを撃て」という作品がある。そこに出てくる諜報員はとても格好の良い人物であった。

 内容的にも「007」シリーズなどのパロディがふんだんに使われているのだろう、というのは分かるのだが、全部を見ていない自分にはどの作品のどのシーンというところまでは分からなかった。実際にスタッフなどは重複しているようである。

 

 ジョニー役のローワン・アトキンソンは「Mr.ビーン」で有名な役者だ。ジョニーとビーンにも同じような臭いがする。悪気はないのだが、ドジで様々なトラブルが起きる。

 MI7のスパイグッズ工場に行ったとき、ちょこっとだけ試験中のグッズに触ると、それがすべて作動してしまい、面白いことが巻き起こる。デジカメで撮ろうすれば、ミサイルが飛ぶ。ディスクが飛ぶ。吹き矢が飛ぶ。飴をなめれば変声キャンディーで、女の声になる。すべて悪気はないのだ。運が悪いというか、間が悪いというか。ジョニーの行動はすべてこの調子である。運が悪い日、誰でもあるだろう。何をやっても裏目に出る。ジョニーというのはそれが延々と続くのだ。ただ、それがうまくまわるときがある。最終的には悪運でジョニーは救われる。そこが面白い。

 自分が上手くいっていないなあというときに、彼を見ると、自分を笑い飛ばしているようで楽になるのである。

 

 

 もうこういうのはストーリーとかどうでもよいものなのだろう。

 途中、ジョニーはケイトと恋愛関係になる。なるのではあるが、どうしてジョニーに惚れたのか、さっぱりわからない。実験体として面白い存在だったから、としかいえない。それでも当人が「恋です」といえば、恋になるのだろう。それでいいのだ。

 

 疲れたときにみて、笑ってつかあさい。

 

 

 

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