まさりんです。今日は快晴です。暑くなりそうです。
「恋する惑星」という映画を見ました。九四年の作品で、学生時代、この映画の宣伝がとても多く流れていたなと思い出して。主演は・・・・・・。いちおう三人が主演。フェイ・ウォン、金城武、トニー・レオンの三人。
1,物語
金髪のカツラを被った女(ブリジット・リン)は、外国人を利用した薬物の密輸出をしている。だが、それは白人の恋人に利用されてのこと。
恋人に振られたての警官二二三号(という役名。金城武)はバーで女と出会い、ホテルへと行く。だが、女は寝てしまったので、映画を二本見てサラダを四回食べて、明け方ホテルを後にする。
二二三号の通うサンドイッチ屋の新人フェイ(フェイ・ウォン)は店主のいとこである。そこには警官六六三号(トニー・レオン)も通う。
2,感想
この映画は恋が伝染する物語である。伏線が張られていないので、展開が読めなくて面白い。
それぞれの恋が成就するのか破綻するのかは見てのお楽しみ。
だが、途中登場人物のなかのさる女がさる男の家に忍び込んで、部屋の模様替えをしまくるという設定があった。当然鉢合わせを予感してドキドキした。「アメリ」にも他人の家に忍び込むシーンがあったように思う。
個人的にこういうシーンが怖くて仕方がなかった。「アメリ」を思い出してしまった。
またトニー・レオンは「レッド・クリフ」で周瑜を演じていた。それとダブってしまって仕方がなかった。違和感というほどではない。すぐなれた。
それにしても金城武の役は二五歳でまあよく食べること、食べること。それが羨ましかった(嫉妬ではない)。トニー・レオンの六六三号の私服の赤い靴下はいただけない。茨城、千葉辺りのヤンキーみたいだと思った。
タランティーノが絶賛したらしい。
3,基本情報
監督・脚本:ウォン・カーウァイ
警官六六三号:トニー・レオン
フェイ:フェイ・ウォン
謎の金髪女:ブリジット・リン
警官二二三号:金城武
スチュワーデス:チャウ・カーリン
挿入歌
デニス・ブラウン『Things in life』
ママス&パパス『夢のカリフォルニア』
フェイ・ウォン『夢中人』(クランベリーズ『ドリームス』のカバー)