まさりんです。今回はキーボード入力で書きます。
本音を言うともう書きたくありません。しかし、来ちゃったからなあ。しかも、もしかすると、当選するかもしれないとなると話は別ですよね。生まれも育ちも千葉県民としては。
この辺りの読みを「日本維新の会」はやっているのだと思います。
この長谷川豊って、鬼子状態なんですよね。鬼子というのは、「親に似ない子、歯が生えて生まれた子(異様な姿形で生まれた子)」の意味です。縁起の悪いものです。あざなすものですね。有名な台詞は、機動戦士ガンダムでセイラさんが兄であるシャア・アズナブルを指して言いますね。「兄さんは鬼子です」と。シャアの場合は、両方の意味でしょう。
もう訳のわからないことをしているシャアにセイラさんは関わり合いたくなくなっていたのかもしれませんね。
鬼子が生まれると昔は殺してしまった。
そういう子が生き残ってしまうと、もはや村中の人々が関わり合いたくないものに変化します。今の長谷川豊が大手メディアにとってそういう存在なのかもしれません。
フジテレビのアナウンサーだった履歴があるために、もしかすると大手メディアが扱いにくい存在になるかもしれません。それでも、公職選挙法のくくりで、選挙期間中になると名前を挙げざるを得ません。知名度がすばらしくあるアナウンサーだといえないだけに、「アナウンサーをやっているということは大丈夫だっぺ(千葉弁)」と、ということになってしまいます。逆に、例の件を立候補してから扱えば、「不当に足を引っ張った」とクレームが来る可能性もある。まさに鬼子。
上記のリンク先の千葉商科大学の先生の話を少しだけ補足して書くと、「長谷川豊の立候補で問われるのは民主主義と有権者の正気」だということ、また最後に「(もし長谷川氏が当選したら、有権者に向かって)正気の沙汰ではない、と言おう」と結んでいることから、「当選することはないだろう」とみていると私は解釈しました。
いや、ここに逃げ道があって、「有権者がイカレていれば受かるし、正気なら落ちる、と書いただけだ」ともとれる。だが、真正直に読めば、当選はしないと見ていると考えて良いと私は思う。
私個人の予測では五分五分だ。その理由を簡単に書く。なぜ簡単に済ませるかといえば本当はそんなことは、政治記者などがやればいい。が、やれない可能性(有効な情報伝達ができない可能性)があるので、一応書く。
先生の話の前提には、投票者は十分な情報を得ている、という状態がなければならない。
それと「糖尿病患者を殺せ」とはさすがに長谷川豊も言っていないです。長谷川豊が殺したい人間の数が増えています。
長谷川豊が当選してしまう理由1 情報格差
簡単にいえば、投票者と長谷川豊の情報を受け取る人間には、食い違いができてしまう可能性があるのが理由です。
上記のように大手のメディアが長谷川豊の情報を扱わない場合、困ったことが起こります。これらの情報源のみを活用しているのはお年寄りです。つまり、もしかすると「透析患者は殺せ」といったことなどを知らない状態で投票をする可能性があります。
選挙自体は若者は行きません。
だって、投票に行くお年寄りで長谷川豊のことを知っている人間はそれほどいないのですから。我々が思った以上にお年寄りはネットに疎いですよ。
長谷川豊が当選してしまう理由2 人々の油断
おそらく多くの人間が警鐘を鳴らしても、「まさか」とい思って投票には行かないでしょう。イギリスのEU脱退も、トランプ大統領誕生も、このような間隙をついて起こったわけです。もしかすると、同様のことが日本でも起こる可能性はあります。
実数としては少なくとも、組織票を持つものが強いのが今の選挙です。
長谷川豊が当選してしまう理由3 公約の変更
おそらく長谷川豊は表現をマイルドにして公約を掲げるでしょう。トランプに習った文章にするかもしれませんね。
「わたしは透析患者を許しません。あいつらはむだに医療費を食いつぶす。あいつらは全員、一生懸命な医者を攻撃します。全員です。全員攻撃します。わたしは彼らを許すべきでないと思います。あなたが稼いだお金を、あいつらは食いつぶします。むだに食いつぶします。絶対に許しません。絶対にあいつらから金を取り戻します。病院の前に壁を作って、透析患者が入るのを阻止します。治療室を壊します。医者が抵抗した場合、病院から、また系列の大学病院から補助金を巻き上げとりあげます。そんな医者、わたしいらない。おまえ解雇! おまえ解雇!」
トランプの演説の日本語訳でも良いから読むと、本当に簡単な文だと言うことがわかります。わかりやすく、敵を明確にし、あおっています。ここに書いたのはもちろん冗談ですが、医療費の削減という中身を明確にしない形で公約を作ると思いますよ。
長谷川さんが、ブログで伝えたかったのは、健康であるための自己管理の重要性と増え続けつ医療費によって、国民皆保険制度の破綻を回避する事にありましたが、表現が不適切であり多くの人を傷つけました。人間誰しも間違いあります。維新の会は間違いを反省し再チャレンジする人は認めて参ります。
— 松井一郎 (@gogoichiro) 2017年2月5日
松井維新の会代表がそう言っています。
長谷川豊が当選してしまう理由4 投票が千葉だ
結局これが一番の理由で危惧するところです。
千葉県民ね、有名人好きなのよ。あと、見た目に弱い。
森田健作は一応まだ政治家の経験があるからよしとして、プリティ長嶋まで通ってる。一応書くと、昔長嶋茂雄の物まねした人です。
それで、特に旧民主党がよくやった作戦なんだけど、ちょっと若めの女性(ちょっと色黒だったり、化粧が微妙に濃い)を立候補させるんです。そうすると当選してしまう。男もそうです。三十代のいかにも育ちが良さそうな男を立候補させる。やはり当選してしまう。
お祭り好きだしね。
以前書いたかもしれないけど、「お祭り休暇」とか、「お祭り飲酒許可」とか、特定の地域の祭りだと、慣例としてありましたよ。「あ、先生、明日祭りなんで」って担任に一言告げると「おおそうか、がんばれよ」って許可が出てた。公休になったかはさすがにしらないけど、後々怒られることはなかった。
現に私だって、台風が来るとそわそわするし、海が嵐でシケていると聞いて、友人と来るまで見に行こうとして、警察に止められたことがあるし。
千葉市っていうのは良いところ突いたと思います。結論としてはよくやっていると思いますが、熊谷市長もかなり若い男性だし(見た目もいい)。不満はたまっていると思う。今、「男性保育士に女児のおむつを取り替えさせるか、否か」が論争になっているのは千葉市です。
以前、熊谷市長が「小学校の耐震工事をさせてくれ」と言ったら、「クーラーつけるのが先だ」と反対したのも千葉市でした。
要するに、不満が鬱積しているんです。レベルが低いとかそういう問題ではなく。レベルの問題はどこも一緒でしょう。
そういうところに、アジるのが上手な人間が行ったら・・・・・・。
私は長谷川氏が当選するかどうかは何ともいえない、五分五分だと思います。
千葉商科の先生のように、大丈夫だろう、と高を括るのは絶対に止めた方が良い。というか、自分とこの大学生と接する機会があまりないのかしら。深くつきあえばわかるだろうに。ああ、若者だから、選挙行かないか。
この手の人間だから、「当選したらこっちのもの」ということで、具体策を出すかもしれないね。
具体的な政策の反論はこちらで書かれています。お任せしましょう。
結構支持者がいるというのは驚愕です。小泉Jr.まで。反論すると、健康な人は医療費使わないんだから、医療費を削減しても意味がないですよ。
千葉のこの流れをもしも食い止めるとしたら、情報格差の是正が鍵だと思います。それには高齢者に強い、大手のメディアの動き次第だと思います。新しい分野に誘導するのは無理です。
もしかすると様々な旧態依然な分野が試されているのかもしれません。
ちょっと前だったら、反骨の人がメディアにもいて、暴走せんばかりに大論戦を張ったかもしれませんが、今は局アナばかりがキャスターもどきになっているご時世。どこまでやれるのかわかりませんねえ。