今日の十分日記

今日の十分日記

原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

ここ最近。結婚と宗教、痴漢冤罪など。

スポンサーリンク

まずはおなじみ、note版「短編小説の集い」に参加しています。よかったら読んでね。

note.mu

最近の出来事、というより今日の出来事

マンション住みなのですが、今日から前の家の外壁に足場がかけられています。

外壁の洗浄か、外壁の塗装か、そんなところでしょう。

前の家はよほどリッチなのか、かなり定期的にこういう工事をしています。それとも、定期的に外壁の清掃をしてもらう契約の工事で建てたのでしょうか。ちなみに、建て替え工事で建った家です。その前はちょっと家でした。そのころは二階建ての家で、問題なかったのですが、三階建てになって、景観はかなり悪くなりました。

 

こういう工事を見ていると思い出してしまいます。

私の出身高校は高校一年生のときに、やはり外壁の塗装を塗り直しました。ちょうどこの時期です。一年以上続いたのですが、昔の高校なので冷房もなく、なかで授業を受けるのはかなり地獄でした。足場を組んで、そのうえに雨よけのカバーも付けていましたから。風は通らない、西日でゆであがり、もう大変。梅雨時期は湿気はこもる。教室のなかには四〇人超の生徒。若い人は信じられないかもしれませんが、昔はこれが標準です。

そのときも、いまも、思います。こういう工事は窓を閉める時期にやれば良いのに。秋深まった時期とか、初冬の時期なんていいですよね。逆に夏の盛り。みながエアコンを使う時期ならさほど気にならない。

真夏は作業する人も大変なので、強いてはおすすめしませんが、秋とか冬ならばいいですよね。どうせ動いていて、作業する人の身体もちょうど良いでしょう。おそらく日照時間が長い時期の方がやりやすいということでしょうけど、五時すぎるとだいたいこういう作業は終了します。だから、真冬でなければ関係ないですよね。

けっこう迷惑。うるさいし、始終人の目は気になるし。窓のすぐ横を人が頻繁に歩いているわけですから、気になってしょうがない。

結婚の裏にあること

さて、最近はあまりブログなんて更新してませんね。あと昔は読んだら必ずスターをつけていましたが、読んでもつけないという技をみにつけました。だから、読んでいるのに足跡がないなんてざらにあります。でも、きっと読んでくれているのだな、と心強く思っていてください。

そんななか、気になった記事について、ブックマークだと字数が足りないものについて、ここでいくつかコメントします。

 

anond.hatelabo.jp

 この記事はものすごく乱暴に短縮していえば、「結婚しても得がないから結婚したくない」という筋のお話です。定期便のように出される内容の記事ですね。わざわざ完全匿名で出す意味がよくわかりません。良いと思っているのなら、もちろん本名とはいいませんが、ペンネームで書けば良いのに。自信もって。

私個人は既婚者です。

私の場合、一番最後にある、「結婚した方がいい人」にあてはまります。病気があって、なかなか独りでは安定的に暮らしていけないからです。

もちろん、気持ちの方が先行ですよ。好きでもない人間と一緒には暮らせませんから。

だからか、彼女の言うことがよく理解できます。「自分にメリットがないのにどうして結婚するのか」というのに。

欧米の出生率の変化

問題はどうしてこう考えてしまうかです。

逆に外国の人は同じように考えるのか、と。

世界各国の出生率 - 少子化対策 - 内閣府

一つ資料を出します。これは各国の出生率をまとめたものです。平成二七年のものだから、それほど古いものではないです。。一番上のグラフ(主な国の合計特殊出生率の動き)の下にある解説をみてください。フランスやスウェーデンはそれぞれ、「出生率が回復した」とあります。

つまり、フランスやスウェーデンでは過去、「出産したいと思っている人がいるが、様々な事情であきらめていた」ことを意味しています。

「結婚したくない人」には対策がしようがない

ところが、上記のエントリーでは、「出産したいと思っていない」人の話です。このような人が結婚していない人の大半なら、支援は無駄でしょう。もっとも、将来の婚姻や出産に対する支援を指しているのであって、現存する待機児童の問題などは別問題として解決すべきです。

問題は「出産したいとは思っていない」人の割合がどれくらいなのかということです。結構多いのではないか、と考えられます。それは生涯未婚の割合が年々増加しているからです。(先ほどの資料(3)参照)

結婚の後ろにあるもの

次にまた面白い資料があったので参照しましょう。

これは第一生命が出している資料です。「結婚と出産の国際比較」です。

http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ldi/note/notes1110a.pdf

この資料の3「結婚と同棲」という項目が面白い。

フランスとスウェーデンでは同棲と結婚で、別々に法的保護を与える制度があるということです。

そして一番興味深いのは、「結婚が教会での挙式を伴うのに対して(フランス)」、「結婚とサンボ(スウェーデンでの同棲の呼称)の大きな差異は、結婚は教会等で行うもの」と両国ともに、結婚には教会がつまり、宗教が関わっているということです。

宗教が素地にあって、「自分自身で家族を形成しなければならない」という感覚が自ずと欧米の人々の心にあるのではないか、と思うのです。

同資料によると、日本の場合、「結婚をする際に宗教施設において挙式をしなくても、婚姻届を自治体に提出すればよい」となっていて、フランスとスウェーデンにおける、同棲カップルにちかいのかもしれません。

ちなみに、フランスやスウェーデンでは婚姻と同棲を足すと、カップル率はそれほど他国と変わらないそうです。

日本の結婚の後ろにあるもの、常識の変化

日本においてこの点を担保していたのが、いわゆる「世間」というやつです。仏教は俗世間を棄てる宗教なので、家族制度についての常識にはなりません。親にとっても、自分の子どもが結婚しないということは「世間」に対して申し訳がたたない。だから、プレッシャーをかけて子どもを結婚においやっているわけです。

ところが、日本においてはこの「世間」という宗教的な素地が崩壊してしまったので、常識とし「て家族を形成しなければならない」という感覚も消失してしまったのではないか、と私は思うことがあります。

それに親子関係までも変化しています。子どもが結婚しないということに罪悪感をもつ親が減ってきているのかもしれません。

子どもにとっては、いつまでも子どもでいたほうが、暮らしやすいに決まっています。

 

日本人の結婚の問題には心の問題もある

つまりはもしかすると、我々日本人が結婚するかどうかは、物理的な問題に加えて、結婚に対する意識、心の問題なのかもしれませんね。そこを変化させないと、生涯未婚率は上昇の一途かもしれません。もっとも、それはそれで仕方がない

件のエントリーの女性もこのような理由から、結婚したくないと思っているのかもしれません。

グダグダ理由を並べ立てていますが、「常識の変化」と「いつまでも子どもでいたい」という欲求から流されているにすぎません。自分で考えているというポーズですが、実は何も考えていません。

欧米における同棲に近い制度である、日本の婚姻制度においては、結婚は具体的な悩みです。好きな相手がいて、どういう選択をすべきかを二人で選択すべきものです。相手もいないのに結婚すべきかを考えるなんて、ただの中二病です。いま友達がいると書いていますが、出産が始まれば、一気にいなくなりますよ。特に女性は。最近は男性も。

結婚したくなければ、しなければいいのですが、どうして誰かに「あなたは正しい」と言ってほしいのか分かりませんね。完全匿名で書いているので、これくらい書いてもいいでしょう。

平井駅における痴漢の冤罪

togetter.com

 

 痴漢冤罪について書こうと思ったのですが、長くなってしまったので簡単に。といっても、話は簡単で、この日は朝も総武線は遅延していました。これは夜の騒ぎですね。マツコ・デラックスじゃないけど、本当にひどい路線になりつつありますね、総武線は。本数増やしても仕方ないです。

 

それにしてもうるせーな。

ブログランキング・にほんブログ村へ