先週土曜日に「シャーロック シーズン4」第二話の感想を書こう。
前回の第一話では悲劇的な物語になった。ジョン・ワトソンの妻が悲劇に見舞われた。ジョンはそれをシャーロックのせいにしてしまう。そこから二人の関係が回復していくというのが、今回の物語だ。
死に際にメアリーはとんでもない依頼をシャーロックにする。それをシャーロックは遂行していく。
単純作業をするときに、撮り溜めたものを見たり(正確には流したり)する。以前は「モヤモヤさまぁ〜ず2」を流していた。今もそこまでではないが、深夜時代のモヤモヤは静かでよかった。それから、それぞれが気に入ったドラマのDVDやBlu-rayを流しっぱなしにすることもある。「シャーロック」もそのようにして、流しっぱなしにするドラマの一つであった。だが、今回の一話は流しっぱなしにする気になれなかった。きちんと関係が修復されるまでは。第二話を経て、やっとその機能を復帰できそうである。
今回の話ではシリアルキラー(猟奇的な殺人を好むもの)が登場する。
その人物と対峙しながら、ワトソンとの関係を修復し、最終回の伏線もはる。盛りだくさんだが、基本線がしっかりしているので、混乱はしなかった。
それにしても、今回のハドソン夫人は面白かった。
このドラマの魅力は、「いかにも」という人物が、「いかにも」という行動をとるのではなく、普通の見かけの人がすごい肩書きを持っていたりすることである。
メアリーが殺し屋だとは思わなかった。モーリーが検死をするようには見えない。ハドソンさんもカタギには確かに見えなかった。自分の貸した部屋で、シャーロックがガンガン銃をぶっ放しても、なにも動じない人物は確かにカタギではない。
まだ見ていない人は、第1シリーズの一話から見て、今回のハドソン夫人の面白さを体感してほしい。シリアスな展開が続きすぎるので、ああいう場面を出したのかな。
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