今週のベストヒットUSAでは、ビーチボーイズの「kokomo」を取り上げていた。
私が若い頃から好きな曲だった。トムクルーズ主演の映画、「カクテル」の主題歌だ。
映画のストーリーはさっぱり覚えていないのだが、「kokomo」は好きだった。
いつものように、「カクテル」の映画のシーンと、ビーチ・ボーイズの演奏が交互に流れていた。ビーチ・ボーイズの演奏のシーンのバックに、意外な人物がいるのを発見した。何度も見ているのに、発見したのは初めてだった。
それはどう見ても、フルハウスのジェシーおいたんであった。
調べてみると、彼は本当にジョン・ステイモスであった。
フルハウスとは80年代後半から90年代半ばまで続いたホームコメディだ。
ダニーと三姉妹、DJ、ステフ、ミシェル、ダニーの弟ジェシー、ダニーの親友ジョーイが暮らす家で巻き起こるドタバタコメディーである。
ミシェルは双子の姉妹である。のちにセレブ、オルセン姉妹となる。DJはアイスホッケー選手と結婚。ステフはロクでもない人生を送る。
さて、ビーチボーイズとの絡みであるが、この手のコメディードラマにはゲストがつきものだが、ビーチボーイズもゲストで出たようだ。もっというと、ジョン・ステイモスが主演している他のドラマで、ビーチボーイズのバックドラマーになるという話があったらしい。
ほほう。
そんなこんなを調べて、面白かった。
小学生の感想文のようだ。
ベストヒットUSAでは、リンキン・パークの追悼もやっていた。
ボーカルのチェスター・ベニントンが自殺したからだ。
彼らの曲「numb」を流していた。
世代的には、今の三十代になるかならないかの世代にとっては、我々の世代のカート・コバーンの自殺、もっとうえの世代のジョン・レノン射殺くらいのインパクトのある出来事だろう。
タチが悪いことに、 これら外国の訃報は、朝方飛び込んでくることが多い。
ジョン・レノンが射殺されたとき、知り合いの女性は期末考査中であり、朝からその話題でもちきりだったらしい。
チェスター・ベニントンは非常に歌が上手く、それだけに残念だと思った。
ワンオクロックがコメントを出し、ライブをやることになっていて残念だという内容だった。コメントを聞いて、ああそういえば、ボーカルは歌い方がそっくりだったと思い知った。