もう少しで小説自主課題が完成する。
最近文章を書いていて思うのだが、文章を書く上で癖になる表現というのがあって、長文を書いていると、妙にそれを連発しているのではないかと不安になる。
若者がすべてを「ヤバい」で表現してしまうのと一緒で、あまり同じ言葉に頼りすぎると語彙が減少する。今回はそれを意識して減らした。
それは「思う」という言葉だ。もうすでに一度書いている。
こういう作業は結構やっている。
以前は、指示語を極力減らした。指示語が錯綜する文章を書く癖は、おそらく英語の影響だろう。実に読みづらい。この文章がそうだった。
東名夫婦死亡事故の3か月後、福岡でも“暴行”(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース
すいません。私にはこの文章が理解できません。結局合計六件のトラブルを起こしていたということで、正解? 指示語が意味なく複雑で、どの事故を指しているのかがわかりにくい。
2018/01/30 22:41
二十代だったか、簡単な文章を書く必要が生じ、指示語が錯綜する文章を直した。「あれは」「それは」「これは」が簡単な場合は、具体的に書くところから始めた。
次に接続語をなるべく使わないで書くようにした。
接続語の癖は、また元に戻ってしまったように感じる。
わざとらしくていやだ。
「である」を使わないというのも意識したが、これも元に戻ってしまったようだ。
ただ、これらの癖は自分が気になるというだけで、他人に読ませると意外と気にならなかったりする。それよりも、私の場合、句読点の多さの方が気になる。句読点が多いのはおそらく一番はじめに読んだ小説が、吉川英治だったからだろう。吉川英治も実に句読点が多い。大御所がこの癖なのだから、良いだろうと、あまり句読点の多さを直す気はない。
ちなみに先のリンクの文章はTBS、毎日新聞系だが、新聞で一番文章が下手なのは読売だ。