今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

貴乃花--十分日記130

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貴乃花の独白番組を見た。

こういうことになるだろうと言うのは、事件の操作、協会の一連の動きを見ていて思った。おそらく、貴乃花の方が「一方的な言い分だ」と境界を糾弾する事は明美の操作、協会の一連の動きを見ていて思った。おそらく、貴乃花の方が「一方的な言い分だ」と協会を糾弾する事は目に見えていた。協会側の発表する内容も、素人目でも矛盾していると容易に憶測できた。鳥取高島根で起きた事件なのに、錦糸町の話が混じっていたり、よく理解できなかった。

貴乃花が口癖のように、「礼節を書く」など、礼儀を重んじるような言葉を発していた。このような人物はプライドが高い。言葉をそのまま取って、礼節を重んじる性格だとするのは軽率だ。

それに貴ノ岩や弟子を非常に大切にし、師弟関係を重視するという姿勢を終始見せていた。本当に貴乃花がそういう親方なのかは、見ていないのでわからない。が、こういう人物だというのは話していればわかるだろう。

このような人物を激怒させるのはたやすい。礼節を欠く行為をし、弟子をないがしろにすればいい。本当は文書回答で反論をしつづけたのに、沈黙をしているとマスコミに言い、被害届を取り下げろと強要し、なぜか貴乃花を降格させる。そりゃ怒るわ。

もちろん、貴乃花の言い分が事実ならば。

そうするとどうなるか。暴走するのである。貴乃花の今の状態は協会側の人間からすれば、「どうしてこういう暴走するのか」理解できないだろう。

それに貴乃花は元横綱だ。平成の大横綱と言っていい。昭和の大横綱千代の富士を破ってのし上がってきた男だ。現役時代からストイックで、兄を否定してしまう位、相撲道原理主義者だ。

さんざん攻められても、真っ向から受け止め、最後にひっくり返すのが横綱相撲だ。怒らせて放置すれば、横綱が最後の最後、反撃に転じるのはわかっていることだ。

さんざ、人のことを横綱の品格がどうの、とか言ってきた人間たちがどうして貴乃花の行動を予想できないのか、非常に不思議だ。

このような人間をどう扱うか。基本は温情をかけるのである。味方についてやりつつ、うまく転がすのである。対立すると相手は強い。なぜなら、被害者なのだから。

 

基本的に相手のことを見誤るのは、コミュニケーション不足のせいだろう。とかく、属性が同じだったり、共通項でつるんだり、気が合うかどうかで、どういう相手と付き合う人を決めてしまう。しかし、嫌いな人物(協会側の人間の行動はそう見えた)とはいえ、相手を見極める程度の情報は必要だろう。

今回のことは、協会側の認識不足が原因だ。

難しいけどね。嫌なヤツと同席するのは。ただ、嫌いでも貴乃花は相撲界に必要だよね。