前回の話題がオリンピックを冠しているのに、今回になってこう言うのもなんだが、それほどオリンピックに興味がない。おそらく、こういうことを書けるのは今回きりで、次回東京五輪の時にこんなことを書こうものなら、非国民の誹りを受けるのは間違いない。だから、書けるときに書いておく。それに自らが読者登録しているブログさんは、案外オリンピックのことを書く人が少ない。だから書いてもかまわないだろうということもある。
この数週間、本当に苦痛だった。羽生結弦くらいしか興味がなかった。
お隣韓国開催ということもあって、試合がオンタイムで視聴できた。はっきりいって邪魔だった。この期間ほど、YouTubeばかり見ていた期間もないだろう。
その間、楽しみにしていたテレ東ドラマ「バイプレーヤーズ」に出演していた大杉漣さんが、休止された。その報道は第三話が始まる直前だったので、絶句してしまった。ドラマでの大杉漣(役名まま)は、松重豊・光石研・田口トモロヲ・遠藤憲一を率いるリーダー的な存在だった。離島でドラマを撮影するということで、大杉漣所有のクルーザーで五人は航海することになる。
ところが、クルーザーは無人島に流れ着く。彼らは海岸にあったシェアハウスで難を乗りきろうとする。数週間後、彼らのいたところは単に予定の島の逆側だったことがわかる。
ドラマには代役が立てられ、彼らはそのシェアハウスで合同生活をしながら、ドラマに端役として参加することになった。
今回は寺島進が不参加だった。
前回のバイプレーヤーズで寺島進は最後、あまり乗り切れていない感じがした。劇中設定で彼らは同じ映画の出演者になっている。それを大杉漣がなんとか完成させようと奮闘するという話だ。最後は芸能界の大物フィクサー「天海祐希」が登場し、彼らの逆鱗に触れたために映画が続行できなくなったという嘘を伝えられる。そしてフィクサーに全員が呼び出されるのだが、その前夜に大杉の提案で「みんなで寝る」ということになる。そこで派手に枕投げとかしてはしゃぐのだが、寺島進はそれには参加していなかった。見ていて、「ああ、こういう劇団員的なノリが嫌いなんだろうな」と思っていた。が、本当にそうだったのだろう。
そしてバイプレーヤーズ2では離島生活で、松重豊が実質的なリーダーになっていく。はじめのサバイバル生活でも皆を仕切り、共同生活でも家事全般は松重豊がやっていた。
大杉漣が、体調不良をラインで訴えて、それに反応したのが松重豊だったという話を聞いて、涙が出そうになったのはわたしだけではないだろう。
それに途中のCMがはごろもフーズで糖質カットのパスタの宣伝を松重豊が娘ほどもちがうすげえ美人とやっているのも、何かの縁なのだろう。テレ東における松重豊というのはかくもすごい存在なのであった。
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