今日の十分日記

今日の十分日記

原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

成功する人、失敗する人--十分日記160

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もちろん私は成功した人ではない。

世に成功者の体験談は溢れている。そういった人たちを見ていて思ったことを手短かに書こう。

我々がこのような体験談を読む場合、注意せねばならないことがある。

一つ目は体験談と同じことは我々凡人にはできないということだ。だからこその成功なのである。逆に言えば、成功した経営者は、この点を失念する。できっこないことを要求するから、相手は過労死するのである。

二つ目、必ずそれは時期外れであるということ。今からやっても遅いよ、という提案が多い。成功するには、誰よりも早くやらねばならない。ライバルがいないから、一人勝ちできるのである。大抵の成功譚は、それをまねて実行している人間があふれてから提言される。遅いのだ。

あまり大きな声では言えないが、ホリエモンはこのどちらか、もしくは両方を備えた意見を言うことが多い気がする。

 

一見すると無駄に見える成功者ウォッチングであるが、世間の成功した人を見ていて共通することが一つだけある。それは性格が「陽性」であることだ。

「陽性」とは、普段から笑顔が絶えないとかいう些末な話ではない。普段から笑顔なやつなど、ただにやけているだけで足腰の弱い人間が多い。足腰が弱いとは、物理的な障害を持つということではない。踏ん張りがきかない性格だ、というくらいに思っていてほしい。こういう人間は何か困難が起こるとさっさと逃げる。

「陽性」とは行く手に障害が有った場合に陽気に切り抜けられる性格を持っているということだ。良い意味でざっくばらん。おおざっぱ。「まあ、なんとかなるさ」と思える性格だ。そして過去を引きずらないというのも大事だ。

このような「陽性」の性格は、時に「身も蓋もない」見方として現れる。

 

会社を退職し、フリーランスになると宣言した友人を論破した話

じゃあ、組織を作ればいいじゃないか。

2018/05/07 09:56

 このエントリーでは、大学のときに憧れていた企業に就職した優秀な同級生が、その後企業内の煩わしさに負けて独立した、その同級生を「世の発明は企業などの組織などを以て行われる」と論破した、という内容だ。まったくもって嘘くさい話だ。

ただ、この論破された学生が、「じゃあ、オレが気に入る組織を作ろう」とその後に思えれば、「陽性」の性格を持っていると言える。「無いなら作っちまえ」という身も蓋もない発想が経営には必要なのだ。あと、自分が言ったことに責任など持たない方が良い。

ビジネスが大きくなればなるほど、組織というのは必要なものになってくる。嫌でももたざるを得ない。その程度のことは論破された学生も分かっているだろう。だから、「陽性」に作ることができれば、このあとこの学生は成功するのではないかと思う。

 

特に体調が悪い時には強くなるが、わたしなど「もうだめだ」と思いながら、様々な過去の嫌な記憶がフィードバックしまくる生活をしている。

成功する素養などどこにもないのである。