今週のお題「わたしの好きな色」
服を選ぶとき、妻に注意される時がある。
「横じまの服が好きだねぇ」
というのと、
「いつも青い服選ぶよね」
この二つの注意をいつも選ぶときにされる。
一時期はあえて青を避けて、赤などを意識して買っていた時期もあった。
今でも気を抜くと、青いシャツと青いデニムという組み合わせをしてしまう。
小学校六年生のとき、女性の担任教師だったのだが、
「緑色を見ると目が休まるんだよ」
と言われて不満に思った。
海を見ている方が気が休まるからだ。
もっと幼いころ(といっても幼少期の記憶がほとんどないので、六年生から数年前くらいだろう、実際は)、親から買ってもらった百科事典で興味を示したものが二つあった。
一つは宇宙の図鑑、もう一つは海の図鑑だ。
絵がたくさん描かれていて、宇宙は太陽系の円がいくつも描かれている絵や、ブラックホール、星雲などのモヤモヤした絵、そんなのがたくさんあった。幾何学模様やその色彩に目を奪われていたのだろう。
同じ理由で海の図鑑をずっと眺めていた。
それぞれの生育地域によって、青の使い方も違う。
寒い場所はくらい青、
暖かければ明るい青、
深海はもっと暗い。
割と海の近くで育った。
すぐ近くではない。
東京の人が海水浴に大騒ぎで行くよりは近いというくらいの話だ。
だから、青に魅かれるのかもしれない。
それにしても、女の人と海に行くと、けっこうな確率で泣いてしまうのはなぜ?