今日の十分日記

今日の十分日記

原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

年始の活動と思うこと――十分日記316

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※これは本来、前回の記事に続いて書こうとしていたものである。いじめの加害者の扱いに疑問を持ったので、先に書いた。

 殊更、新年開始から二週間過ぎてから、数日間の顛末を書かずともよいのであるが、書きたいので書く。というより、ブログ他、文章を書くモチベーションが上がらないのである。こんなときは、日常の雑記を書くのが一番だ。今回は原稿用紙で書いて、打ち直している。

 元旦とは元日の朝を意味するのだが、起きたのは昼前だったと思う。

 髭剃り、洗顔など身支度をする間に、カミ様が雑煮を作ってくれた。ド年末に医者に行くと小指の固定が久しぶりに取れて、料理くらいは作れるようになったのである。

 ガキ使の残りや、「ゆく年くる年」はこのタイミングで視る。ガキ使は結果的には視聴率が最高になったらしい。内容は低調というか、低空飛行といった感じだった。例年、カミ様は「ヨシモトのお笑いはキツい」とボヤいていた。今年は落ち着いていたので視やすかったらしい。前日に視た紅白も落ち着いていた。けん玉失敗。ウッチャンが総合に名って三年連続で視た。もちろん、追っかけ再生で視たいところだけ視るのである。その前に視たのは、中学生とかだと思う。その翌年からは、大晦日などに家にいるわけもなく、紅白のいる時間帯は大騒ぎでカラオケでもしてたのではないだろうか。

 ジャニーズとか坂系とかアイドルが必死だなあと思った。ジャニーさんが亡くなって、やはり大変なんだろうな、と思いながら、随所に織り込まれたアイドルを視ていた。嵐は、気持ち悪いほど、二ノ宮が猫背だった。

 

 午後、近くの神社とお寺に初詣に行った。

 以前は、お寺の境内までよく散歩をしていた。坂道をえっちらおっちら登っていくので良い運動になった。二十代までは、ウォーキング以上の運動をすると翌日必ず後悔するので、散歩くらいしかできなかった。

 帰り道に高齢の元日朝刊を数紙買った。

 夕飯もお雑煮とかだ。

 夕飯後、朝刊に目を通した。

 元日は一面と社説の読み比べが面白い。

 日経はなぜか毎年、一面は内省的になる。十九年末のブログで、「マイクロソフトの労働環境が最高だ」という記事が出ていた。その記事と対照的な日経の元旦朝刊だった。

 マイクロソフトでは、能力に応じ、年齢も関係なく評価されるのだそうだ。「日本もそうなればいいのに」とはしゃぐおじさんが書いたものだった。日経ではそのマイクロソフトの膝元で働いているのにもかかわらず、車上生活を送らざるを得ない状況の人々の話だった。

 おじさんははしゃいでいるので、自分が踏み潰している人々には目がいかないだろう。そんなの日本の大企業でも一緒だよ。これからは企業自体が不要になるかもしれず、現状の企業のあり方なんてどうでもいいのかもしれない。そんなことを思いながら読んだ。

 読売の元日版は社説が笑える。

 以前の元日版で書いてあったのは、「緊縮財政を敷きながら、財政出動せよ」という内容であった。今年は、「安倍政権は順調である。だがもの申す」という内容であった。「中国に意見せよ」、「できるか、アホ」、という提言など、笑わせてもらった。

 朝日は元日版がどこかに行ってしまったので社説だけ、ネットで読んだ。

 左派系がこの二年順調であり、鼻息が荒かった。

 国連の政策目標をひきあいに、人権意識をたかめよ、という内容だった。

 朝日も左派も、ときどき右派も勘違いしているのは、すでに時代は次のフェーズに入っている段階だ。このようなときは、古いものが用なしになり、新しいあり方が勃興していく。特に特徴的なのは、古い時代の一番の良いものが反転して、用なしになる。

難しい話になって申し訳ない。難しい割に個人の雑感だったりするので申し訳ない。それに我々庶民には関係ない。封建制度から近代になるときには、地方分権から中央集権に移項した。なぜ地方分権だったかというと、藩というのはそれぞれが武装勢力だからだ。武力が拮抗する規模で、緊張状態で戦国時代が終わった。これが良かったのだ。徳川政権は全ての武装勢力を従えたが、全滅させたわけではない。

石田三成は中央集権体制を敷こうとしたらしい。それには、これら武装勢力の全てを掃討しなければならない。武装勢力のトップである大名たちは、豊臣政権の直接的な部下ではないからだ。豊臣政権は協力なので、掃討できそうであるが、反転して「反豊臣連合」を組まれたら、また戦国時代へ逆戻りする。島津、上杉、伊達、毛利、立花、徳川が連合を組めば、どうなるか読めないだろう。領地が保全されなければ、新豊臣政権である島津や上杉だって、どう転ぶか分からない。

それが分かっていたのか、明治維新のときには、新政府軍は北海道の五稜郭まで反乱分子を掃討した。こうでなければ中央集権は達成できないのである。

個人的には、石田三成の失敗はこの点にもあったのだろうと考えている。寺の小姓上がりのこの男には、豊臣政権は強大であり、絶対であったのだろう。また、思想的なものの見方をする男でもあった。右だろうと左だろうと、思想からものを視るとたいてい失敗する。調子が良いと揶揄されるが、「いいとこ取り」が一番いい。

つまり、封建主義では、地方分権が良いのである。

 

これは思考実験に過ぎないが、近代における一番の長所は、人権だろう。ただ、日本にしても近代化して百年経った。西欧では数百年経った。が、人権が完全に達成されたとは言いがたい。そこへの不満が、人権自体に向かう可能性もある。もちろん、もっとブラッシュアップした形になるのかもしれないが。

その矛先は朝日新聞自体にも向かう。人権が完成しない一つの理由にメディアがあるからだ。雑誌も含めた報道の内容が新しい時代に沿ったものであるかを内省すべきなのだが、朝日は気づかずに鼻息が荒いのである。

 

その国連の提言には、女性の地位向上や環境問題の解決などが入っている。これは実は将来生き残るべき人類を選別するための項目であり、達成、寄与できない人間は消滅するのである。

そのための第一歩として、身体にマイクロチップをうめこまないといけない。そのチップがあれば、自動改札が通れるのである。

「やりすぎ都市伝説」で関が言っていた。

朝日より、関の言っていることの方が正しいのではないか、と陰謀論好きの私は思うのである。

 

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