放置、「男はつらいよ」、「新型コロナウィルスCOVID-19」ーー十分日記３１７

一ヵ月以上放置している。

あまりにも酷いので、とりあえず日記などを書いておく。

といって、なんやかやと忙しいだけで、特筆すべき事はない。

「男はつらいよ」の最終話を見た話は書いていないか。

結論からすると、大団円として描かれていて、少なくともスターウォーズの新作よりはよかった。ちょっと重い話ではある。劇場では泉のお父さん（橋爪功）の年齢の夫婦が見ていたが、当事者たちには笑える話であるらしい。直面し、支える年齢（年齢だけ該当）の私にはあまりあのキャラクターは笑えなかった。寺尾聰が九十年代にはやっていた。そっちの方が個人的には好きだ。

過去作では泉（後藤久美子）の母親（夏木マリ）と離婚した後、父親は不倫相手と所帯を持っていた。あの役が橋爪功だとちょっと説得力がない。そこは寺尾聰ならでは、だ。寺尾聰は新作では老人ホームにいた。離婚した元妻がその世話をしている。性格がきつそうで、根はいい人である。

寅さんの甥、さくらの息子の満男は作家になった。中年にして小説家としてデビューしたのである。その新作のサイン会に、泉がやってくる。泉は国連で働いている。二人はリリーが経営しているスナックに足を運ぶ。喫茶店か？　リリーは尿漏れが酷くなっている。どうでもいいか。

久しぶりにあう人が様々な形で出てくるので、昔話をしているという設定が自然に行われる。

一方でとらやにはさくら夫婦が住み、たこ社長の工場は潰されアパートになり、たこ社長の娘（みほじゅん）が住んでいる。

満男には死んだ女房との間に娘がいる。

この娘がかわいい。容姿はもちろんだが、行動やしぐさがかわいい。なんというか、高校生なのだが、中学生か小学生に見える行動をする。しかし、芯はしっかりしている。父満男に再婚のことを聞いたりする。

才能のある老人というのは若い人に興味を持つらしい。山田洋次しかり、宮崎駿しかり、富野由悠季しかり。たけしはそういう感じはしない。描き方がよく見ている感じがするのである。

すったもんだあって、満男は新作に取りかかるところで終わるのであるが、ノートPCのディスプレイに映る文字で「いう」が「云う」と表記されていて、作品の性格がよく分かる。あまり使わないが、じつは「云う」という表記の方が個人的には好きである。

そこから世間では新型コロナウィルス騒動（なんて言い方は怒られるかな）でやかましい。中国の武漢で発生した。

武漢は長沙の北東にあり、三国時代なら「江夏」のあたりだろうか。赤壁の戦いで劉備が陣営を置いたところだ。ゲームだと小城である。ちなみに、忙しくなってしまい、ゲーム三国志１４はやっていない。もう少ししたら･･････。

なんとなく、この辺りというと、魏軍が呉に進行していく途中で、映画レッドクリフで描かれていたとおり、風土病で苦しめられた場所というイメージがある。ちなみに、横浜港にプリンセス・ダイヤモンド号が停泊しているが、その名前を聞くたびに、映画中に曹操が呉にやった仕打ちを思い出す。風土病で死んだ死体を満載した船をわざと敵陣に向かって流すのである。このせいで、呉陣営に病気が蔓延する。劉備は陣営をあとにして江夏に返る。これには策に上乗せした諸葛亮孔明の策があるのだが、続きは見てね。

もちろん、これが同じようにどこかの国の謀略であるということが言いたいのではない。シーンを思い出すだけだ。

さて、昨日は岩田健太郎医師による告発が行われた。

まあ、船のなかで日に日に感染者が拡大していっているので、予想はしていたが、おそらく原発事故以来の恐慌状態が政府を襲っているのだろう。素人ではあるが、仕方がない気がする。

「レッドゾーンとグリーンゾーンの仕分けがなされていない」という指摘だが、入港時にはその状態で入ってきたのだろう。仕分けすること自体が、彼の云う通りで、政治問題化する状態だったのかもしれない。

彼が白日にさらしたのであるが、そうせずともこうなる予想をしていなければ嘘だ。

野党は未だに桜を見る会だ。これから変わるのだろうが。時間稼ぎするのなら、委員会など閉じてしまえば良い。中国の全人大みたいに。

なぜこう書くか。

「基礎疾患があって免疫力が落ちている人」

に該当するからだ。

テレビを見るたびにクサクサしている。

先日病院に行った。定期診察だ。異常はない。病院のマスク率は異常だった。私もまめに手を洗った。街に出るとちょっと安心する。テレビほど騒いでないからだ。しかし、さすがに病院は別だった。そりゃそうだ。基本的に調子の悪い奴が行くとこだもんね。

また今週中に病院に行くが、はっきりいって、次の方がやばいのだが、もう仕方がないだろう。満員電車に乗る。