今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

人種差別ーー十分日記

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kakuyomu.jp

こういう話題で、自分の小説のリンクを貼ってしまうのはどうかと思いますが、一応貼っておきます。過去作を上げています。読んだことがなければどうぞ。

 

さて、ミネアポリスの警官による事件に端を発した、「#black lives matter」の勢いはとどまる気配がありません。

半分は新型コロナウイルス(covid-19)パンデミックによるロックダウンの影響で誰もが鬱屈していたということも、勢いに拍車をかけたと思っています。

もちろん前提としてアメリカの社会システムに差別か組み込まれていることは言うまでもありません。

 

ロックダウンの心理的影響が大きいと思ったのは、次に起きた事件です。

www.newsweekjapan.jp

ウェンディーズのドライブスルーで居眠りをしている黒人男性を、通報を受けた白人警官が取り調べました。そのとき、法定量以上のアルコールが検出されました。連行しようとしたら、黒人男性は抵抗、スタンガンを奪いました。制止を聞かなかったので、警察官は射殺しました。

警察の本部長は確か女性の白人でしたが、責任を取って辞任。市長も白人ですが、非難の声明を出したようです。

経緯を見るに、警察官の行いはまっとうであるように感じます。

 

おそらくアメリカの白人にとって、今の状態は恐怖でしかないのだと思います。

 

黒人差別の全てを一気に解決するのは容易ではありません。社会やシステムに深く食い込んで日常のなかにも差別があるのだとすれば、なんとかしてくれ、と言われても一息に解決するのは難しいです。

gigazine.net

 これは極端な例ですが、草の根運動で、一つ一つ、足下から変えていくしかありません。もしかすると、文化や社会の外部の人間にチェックしてもらうのがてっとりばやいかもしれませんね。

 

草の根運動のひとつとして、今回の警察と黒人の関係を変えるにはどうしたらいいか、ちょっと考えてみました。

事件の経緯を書いたときに、わざと「白人」というのを強調して書きました。というのも、事件の一端には、「取り締まるのは白人」だという事実が含まれているのだと思います。

朝のニュースでトランプが教会の前で聖書を胸において立つシーンが流れていました。周囲にいる「#Black Lives Matter」のデモをしている人々を排除して教会の前にやってきました。ニュースではその排除をしたことを問題にしていました。しかし、私には教会の前に軍人やSPなどを引き連れてやってくるところの方がよっぽど問題であるように感じました。なぜなら、トランプが引き連れている連中がみな白人だからです。

まずは、警察から白人や黒人、ねがわくばアジア系やヒスパニック系など、そこに住む人々の人種が同じ比率で警察官になる必要があると思います。取り締まる現場が白人だけにならないようにします。それだけで、ずいぶん変わる気がするのですが。

 

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