ALS患者に対する依願殺人事件のことです。どうもすべては誤解らしい。私たちはALSの患者さんが死にたがっていると勘違いしているのだと思いますが、それだけが真実ではないのです。
このお医者さん、アスペルガーの人だったらしいです。それも自称ではなく、きちっと診断が出ているらしいです。
アスペルガーの人がお医者になって、厚労省の技官になれるのかといえば、なれるのです。
その思考方法は独特で、自分なりの理解方法で勉強も理解して、高学歴になる人もいるらしいです。東大にも入る人がいます。
何が言いたいのか。
死にたかったのはどうも本人、お医者さん自身だったらしいです。
もうご存じでしょうし、ことさら宣伝はしませんが、奥様のブログにそういうニュアンスのことが書かれていました。
死ぬのなら自力でどうぞ、と言いたいですが、今回の場合、死ぬ力もない状態だったのでしょう。この場合、どう考えればいいのか。
少なくとも同じようなシチュエーションの人が、「生きた方がいいや」と思えるような心理状態になれれば理想的なのですが。
基本的に私個人としては、「自死する人間は、死にたいくらい辛かったのだから責めるべきではない」と思っています。ただ、ファンの方や同じように死にたいという状況にある方に言えることは、死んでも何も救われないよ、ということでしょうか。
コロナ禍の状況のなか、自分の心理が常日頃のように冷静だと思わない方が良いと思いますよ。
無責任になっちゃいな。
それだけです。