今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

ロビンフッドーー十分日記

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HDDプレーヤーがぶっ壊れて、交換してから生活習慣のうち変わったことがあります。それは食事のときに流しておくyoutubeが見られなくなったということです。

まあ、何かを見ながら食事をするというのは、消化に悪いと言うことになっているわけですが(かなり眉唾な話ですけど)。

仕方がなく、テレビを見るのですが、たいてい食事の時間帯は昼も夜もニュースやワイドショーが流れています。今はご存じの通り新型コロナ祭り開催中なわけです。確かに視聴率が高いらしいので仕方がないのですが、無理矢理な煽りもあったり、「それ迷惑かかるから言わない方がいいですよ」という内容もあったりする。そういうのに落胆したくないので、映画を見るわけです。

 

先日はロビフッドを見ました。

この作品はイギリスで昔から語り継がれてきた、民話のようなものです。

映画化も散々されていまして、76年にはショーン・コネリーオードリー・ヘプバーン、91年にはユア・サーマン、03年にはケビン・コスナークリスチャン・スレーターなど、様々な役者が演じています。有名なのは76年版なんですかね、知らんけど。

今回は2010年、リドリー・スコット監督版です。リドリー・スコットはエイリアンをつくった監督さんです。主演ロビン・フッド役はラッセル・クロウ、マリアン役はケイト・ブランシェットです。

 

1,概要

ロビン・フッドがどんな人か説明できますか。

できないですよね。そりゃそうです。

ロビンフッドは特定の人物ではなく、様々な人物の集合体のような人物です。一応、モデルはヘリワード・ウェイクという人物だと言われています。

ときには羊飼い、ときには盗賊、ときにはノルマン人に抵抗する農小作人になって登場します。彼はその後、アウトロー(法的保護下にない人)と呼ばれます。

一般的には、緑色の服を着て、シャーウッドの森に住み、盗賊であるというイメージで語られることが多いと思います。

 

2,物語

今作のロビンは、十字軍に従軍した兵士です。

獅子心王リチャード1世の旗下にいる弓兵としてロビンは参軍しています。

その帰途、「(行きがけでなく)帰りがけの駄賃」とフランスの城を攻め落とそうとします。ロビンには仲間がすでにいて、その仲間と共に城門を燃やします。

さて、ロビンはリチャードに諫言したために、晒し刑にあいます。もちろん、首は落ちていません。かれらが磔にあっている間に、リチャード王は首にクロスボウの矢を受けて絶命します。

これでロビンは自由の身。仲間たちと仏英間の船着き場に向かって逃げます。

 

一方、フランス王はリチャードの乳母子であるゴドフリーとリチャード暗殺を画策します。リチャード死後の王冠を母国に無事帰すために、彼の旗下の騎士団が王冠をもって逃亡します。これをゴドフリーたちはリチャードと間違えて、惨殺しようとします。その事後にロビン一行が通りかかります。暗殺集団を弓で撃退します。

騎士団の一人が今にも息絶えようとしています。その騎士から一行の事情を聞き、しかも「剣をノッティンガムの父に届けてくれ」と依頼を受けます。騎士の立派な鎧のおかげでロビン一行はイギリスまで楽に帰ります。王冠を母后に返し終えた後、律儀なロビンは剣を届けようとノッティンガムまで行きます。ノッティンガムでは目の見えなくなった騎士の父親であるサー・ウォルター・ロクスリーが待っていました。

サーはロビンに頼みます。「このまま息子のふりをし続けてくれ」

ロビンは息子のロクスリーのふりをし続けて帰国したのです。

この提案に憤慨した女性がいます。彼女の名前はマリアンです。

 

裏では乳母子ゴドフリーは国内に混乱を起こし、そのすきにフランス軍を上陸させようとしています。一方でリチャードの弟ジョンが即位しますが、なかなかの暴君。前言撤回の嵐、吝嗇、気に入らない家臣は有能でも降格させます。

 

ロビンはいったい何者なのか。

ゴドフリーの姦計はどうなるのか、

そして、ロビンはどこへ行くのか。どうして彼はアウトローと呼ばれるのか。

 

この後、様々なことが描かれていきます。

 

3,感想

見ていて思ったのは「こんな話だっけ」の嵐でした。

本当のリチャードは結構むちゃくちゃな王様なのに、この作品ではジョンとの対比を描くために、勇敢な王様で騎士たちの信頼も厚いように描かれています。弟ジョンを演じているのは、オスカー・アイザック。つまり、スターウォーズの新三部作の登場人物、ポー・ダメロンです。そのわがままぶりは、新三部作の二作目、エピソード8に重なるものがありました。顔つきがああいう役に適しているのですね。

 

今作の一番面白いのは、ラッセル・クロウです。ある設定と結びつけるために、ロビンは本当に律儀な性格として描かれてします。しかし、演じているラッセル・クロウは真逆の性格らしいです。

メグ・ライアンとは不倫関係にあり、ホテルの従業員には電話を投げつけ、今作でも「アイルランドなまりが微かにある」とラジオで言われて、ぶち切れて帰る始末。

その彼が律儀な役をこなしているところは、確かに名優たる証拠かもしれませんね。

 

マリアンは元々、剣士として描かれることが多いロビンの恋人です。

今回は貴族の奥様として登場し、ロビンと引かれあっていきます。ケイト・ブランシェットは風貌といい、ぴったりだと思いました。高貴な感じが似合っています。

 

リドリー・スコットは正直言って、ブラックレインでがっかりしましたが、今作は良くまとまっていると思います。ただ、まとまっている以上のものはなく、まとまっている以外の感想もないです。

 

 

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