まだ全然、「達人」なんていえるほどの実力じゃないんですよ。
ゴールデンウィークにバーゲンをしていたので、スマホ版? モバイル版? 「信長の野望・戦国立志伝」を購入しました。半額だもんね、買うよね。
それをiPadでやってます。
一番はじめは、「北条氏康」でやりました。シナリオは「信長誕生」、つまり一番最初のシナリオです。
しかも、発売されてからかなり経つので、「いまさらかよ」というレビューになります。ご覚悟を。
1,ゲームの概要
今回の「戦国立志伝」の最大の特徴は、武将プレイができることです。実は同じKOEIの看板シミュレーションゲーム「三国志」では武将プレイはあったのですが、信長の野望では初搭載だそうで。
いきなり城主からはじまる場合もありますが、一番最初は小さな箱庭領地を頂いて、それを発展させること、それと同時に領主から出されるミッションを攻略。そして、合戦に誘われて、そこで功を立てることで、出世していくゲームです。
2,面白いところ
シミュレーションゲームでも、好きな部分って、実は人それぞれです。合戦好きな人もいるし、内政好きな人もいます。私は後者です。今回のゲームでは立地にかかわらず、城をガンガン壮麗にできます。
また、箱庭内政もまた面白い。新要素として、「門前町」や「交易所」、「八幡宮」などもあります。これらを組み合わせて、個人の領地を発展させます。やがて城主となるのですが、その城の強さも、自分の領地の発展度と合わさります。前作「信長の野望・創造」では土地によって、強さが段違いでしたが、自領地と合わせるという要素が出て、その差が埋まりました。
この差によって、東北や蝦夷地などから全国制覇するのが至難の業でした。しかし、その差がなくなったのかもしれません。まだ、東北でやってないからわかりませんけどね。
3,短所
それほどの短所ではないのですが、この充実の内政が、逆に時間がかかる要素になってしまっているかもしれません。個人的には二重の箱庭は大好きですが、人によってはだるく感じるかもしれませんね。
また、外交面が弱くなっているのも気になります。弱小勢力だと、前作「信長の野望・創造」では朝廷と結びついたり、同盟国をうまく利用することが大切でした。特に個人的には朝廷の要素がないのが大変です(訂正:君主モードではありました)。強豪国の侵略など、やばい状態になったとき、強制的に半年の停戦命令は、使い勝手が良かったです。しかし、今回は朝廷の調停がなくなっています。
今のところ、この二点ですかね、気になったところは。
4,総評
今のところ面白いです。
北条氏康はクリアして、今は武田信玄のところの、高坂弾正でやっています。武田信玄は本当に信玄ひとりでもっていたのだと、実感しています。周囲から攻められる、攻められる。それをなんとかはじき返しながら、逆転して行っています。今は信玄公から「長尾家(つまり謙信)を攻めよ」との無理難題を出されています。
北条家は関東を統一してしまえば、そこから先は楽です。上記の状態ですから、武田家が特に先代武田信虎のときには発展しないので、サクッと吸収。信玄と氏康の二枚看板で今川を攻め、信玄・氏康・義元を並べて使い始めたら、面白いほど進みました。
なんとなく、前作「信長の野望・創造」よりも、家々の特徴が出ている気がして、それが一番面白いと思いました。
高坂弾正が終わったら、次は九州勢かな、それとも毛利か。
5,今のところのちょっとしたコツ
個人領地の箱庭のコツを一つ。
それはいち早く農地を拡大することです。
領地がどこから始まるかでだいぶ違うのですが、水田ではなく畑しか作れない場合が要注意です。いろんなすすめを無視して畑を多めに作りましょう。このゲーム、食い扶持が増えないと領地が発展しないのです。
それだけが今のところのコツです。