はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」
１，ブログを書くスタンス
ブログを書くときは以前から二通りの理由があった。一つは、ブログを書きたくなった時、そしてもう一つは何か他の作業をする前のウォーミングアップである。
今回は、ウォーミングアップ。他の作業をする前に、景気づけで文章を書くと、調子が出る。２０１４年から書いているブログ。もちろん毎日書いている訳ではないが、無駄に歴史は長い。こういう感覚で書いてきた。
２，不安解消の方法
昨日、不安解消の方法を一つ紹介した。
一番簡単なのはやはり呼吸だ。もっとも、人工呼吸器で呼吸ができない状況の人もいるだろう。そういう人は別の方法を考えなければならない。マインドフルネスの方法で、ボディスキャンという方法がある。それを試すべきなのかもしれない。それに加えるのが今回加える方法だ。
さて、昨日長くなってしまって書かなかったが、もう一つ不安の妄想連鎖を止める方法がある。これが案外効く。これも紹介しよう。
それは思考を変化させる方法だ。これは経験だが、妄想連鎖になる時のトリガーになる思い出や不安が出てくる順番は大抵決まっている。それを打ち消してしまうのだ。
たとえば、「老後が不安」から始まる一連の連鎖を打ち消してしまうのだ。
３，不安が滞留する問題の根幹
我々は、「不安は相談しなければいけないもの」と勝手に思い込まされている。ネットやメディアなどに思い込まされている。特にカウンセラーなどに相談したことがない私のような人間は、不安やそれに対する考えが、他人にとって受け入れやすい形にしなければならないと考える。これが罠なのだ。
ただ思い悩むだけなら、他人に伝える必要はない。他人に伝えないで自分の心中で考えるなら、自分勝手で理不尽な解釈をしてもまったく問題ない。この考えが大切だ。
３，やり方。「大丈夫文章」を作る。
先ほどの「老後が不安」がトリガーになってしまう例なら、私なら「まだ時間はある。オレは天才なので文章を書いて、お金を貯めれば大丈夫」と考える。また「誰だって病気になるんだから、こまめに検査を受けて大病さえ早く気づければ大丈夫」と考える。老後の不安は金か、病気からくる。私の場合はそうだ。孤独は今も孤独だ。
コツとして、「～から大丈夫」に繋げることだ。その理由はあとで書く。
そして、「～」の部分は勝手に作って欲しい。なんでもいい。他人に聞かせる前提ではないから自分勝手な理由でいい。「ドラえもんが助けてくれるから大丈夫」でもいい。自分が納得できればいい。他人に頼ってもいいし、不安が消失するでもいい。
それでこの一文を呪文のように心の中で唱えるのである。だから、「大丈夫」という言葉が必要なのである。「～から平気」でもいい。慣れるとトリガーが起きる瞬間が分かるようになる。そうしたら、この呪文を連呼するのである。
４，使用上の注意
ただ、言葉による刷り込みというのは恐ろしく効く。だから、不安の対象が具体的な人物で、その人物に危害を加えるような呪文は作らない方が良い。本当に危害を加えたくなるからだ。
そして、絶対に呪文を他人に伝えないこと。おそらく「なんじゃそりゃ」という反応が返ってきて、呪文の効力は消える。それは自分が納得できなければいけないからだ。他人に否定されると、納得感がなくなる可能性がある。
５，おわりに
四十代も半ばを過ぎれば、精神的なケアも必要になる。
あやしいグッズや商材を買ったりしなくても、案外自分に合った方法が見つかるのかもしれない。
いよいよ、精神科医のお世話にならないといけないかと今年は思ったが、なんとか乗り切った。それくらいつらかった。
みんなの評判のよい方法ではなくて、自分にとって良い方法を模索しよう。人間、希望の光のようなものがないと生きられない。それは自分で作るのがいい。好き勝手にやればいいのだ。
ここに書いてあることが「できない」と思ってしまった人は、不安になったら誰に言うわけでもないから、「知らないよ、そんなこと、知ったことか」と何度も唱えてみよう。心の中だけでも、少し無責任になっても良いよ。
6,参考資料
※「嘘だろ」と思いながら、これをやったら効いた。
