今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

「第五回 短編小説の集い」感想 1

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 まさりんです。

 

 

 「第五回短編小説の集い」の感想を書きました。都合上、箇条書きにしました。今回は盛況だったので、きちんと文章にするのは大変だと思ったのです。結局労力は変わりませんでした。

 本当に感想というか、読んで思ったことを書いただけです。あしからず。

 


『猫は「にゃん」と鳴かない』 - うつ病だけど、生きてます

 

「ネコはにゃんと鳴かない」

 ・あすかがネコなのでしょう。

  人を好きになるって難なんでしょうね、と考えてしまう作品でしょう。

 ・カップルの果てに婚姻という制度があるのなら、若者が相手を求めてカレシ・カ       ノジョになるというのも「制度」なのでしょうか。

 ・ただ性欲の対象を探すのは、動物的な行為。「制度」と「動物的な行為」の 両者が同時に成立することがない悲劇。

 

 


【第5回】短編小説の集い「のべらっくす」(テーマ:猫) - 本の覚書

 

「猫切り寺」

 ・古典のような面白さだな途中で思ったが、やはり原作? があったんだね。

 ・古典って滑稽な話でも結構残酷な話があります。

 ・最後は諸葛亮孔明の「饅頭」の話に似ているなと思いました。

 

 


『ねこのした』 - さらさら録

 

 「ねこのした」

 ・諒次がねこだとしたら、全身を毛づくろいするように千花の全身をなめる、という描写なんだね。やらしいね。

 ・自分の代わりに猫を渡すわけですけど、猫が去って猫が残る。ぐぅ。

 ・猫=気のまま、犬=定住、のイメージが多くの人にあります。猫って縄張りの維持に敏感なんだけどね。気のままな諒次の設定はそこからくるのでしょう。

 

 


【第5回】短編小説の集いに参加してみた - 空想島(6畳半)

 

 「サチのおすそわけ」

 ・本来の猫のイメージに近いサチ。というか猫か。

 ・永眠人形さんは猫を飼っていたのかなと思った。

 ・人の注目をひこうとしているときの猫の感じが良く伝わった。

 ・餌のときにしかなつかないようなイメージがあるけど、こういう風にどこかに連れて行ったりするんだよね。ちなみに私は猫に馬鹿にされたことがあります。母親になついていた実家の猫は、母親が説教するときについてきて、人のことを睥睨していました。カワイイから憎めないけどね。

 ・岩合光昭の世界猫歩きをみているようだね。

 

 


猫のいない場所 - マホ、カルチャー

 

「猫のいない場所」

 ・猫好きには辛い作品。

 ・かの長崎の少女同様、なぜ犬に矛先が向かわないのか。確かに町中に野良犬っていなくなったけど。もちろん、犬なら良いって訳じゃないけどね。

 ・結局神山「所有」を目指していたのだと思う。「所在なさ」「やるせなさ」みたいなものは自己肯定感の低さに由来するのだと思うけど、それを得るために猫の命を所有したかったのだろう。最後は自分の命を所有するために自死するのだが、土の下の彼は満足しているだろうか。

 


咲いている - 悩みは特にありません。

 

「咲いている」

 ・きれいな展開のお話。

 ・気持ちのゆれが上手く書けているなあ。

 ・全体的にうきこ(始め、猿顔なのかなと思った)がゆっくりした女性だっていうのがよく伝わる。

 ・やりすぎてなくてよい(耳が痛い)

 

 


ライカ・ケイム・バック(第5回短編小説の集い 参加作) - 空想少年通信

 

 「ライカ・ケイム・バック」

 ・夢で会っても、ライカの空想力はすごい。人よりあるかもね。

 ・読む前は、ライカ=カメラで、無くなったカメラが出てくる話かと思った。

 ・昔勝っていた猫がうなされていたのを思い出した。哺乳類だから夢を見るかもしれません。呼び起きた飼い猫は目を剝いて、渾身の力で叫んだ後、夢だったのを確認し溜め息をついて再び寝てしまいました。

 

 


【創作】なまいきジャンクション−第5回短篇小説の集い - nerumae

 

 「なまいきジャンクション」

 ・気まぐれオレンジロード的名称。

 ・人生は多くの選択でなりたっている、なんてよく聞くが、それを調整する役人? がいるというのは驚きの発想。

 ・ただ、私的に他者の分岐を改竄してもよいのだろうか? それとも許可を得ているのか? と下らないことを考えた。たいていこの人生を操作できる的な話だと、「未来が変わるからいじっちゃいけない設定」になっているからね。

 ・ようするに「良い人生」は「良い選択」があってこそなんですね。

 

 


『イフ』 - バンビのあくび

 

 「イフ」

 ・「志村後ろ!」の世界。

 ・伝統的な猫観である「おぞましさ」が強調されている作品。

 ・「会社なくなれ」と思ったら、なくなるんだろうか。

 ・シンプルな構成がすばらしい。

 

 


【創作】ちょこのまほうにかけられて - ちーさんのイイネあつめ

 

 「ちょこのまほうにかけられて」

 ・くろねこ“ちょこ”が服を寄せるお話。

 ・くろねこ言えば魔法だが、きちんと不思議なことが起こる。

 ・猫が福を招く話は良いと思います。

 


ユルバンを気にかけることしばらく 【第5回】短編小説の集い - 思惟ノート

 

「ユルバンをきにかけることしばらく」

 ・輪廻の話。

 ・未来が選択制なのはいいですね。

 ・そうか、植物という選択もあるか。

 ・きっとユルバンは猫のように生きてみたくて猫を選択したのでしょう。きっと幸せだったと思いますよ。短命でも。

 ・私は健康ならなんでもいいや。

  健康じゃないなら消滅がいいな(暗い!)