今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

自律神経とは何なのか。自律神経失調症の対処法

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ここのところ健康の話題が多くなっています。でも、仕方ないんです。体調が悪いから。しかも低気圧がやってきたときに体調不良になる、つまり「自律神経失調症」というやつです。自律神経を英訳すると、「Autonomic nervous system」となります。つまりは、特定の神経ではなくて神経のシステムなんですね。

 

知覚の書店に行くと、この自律神経の乱れについての特集をしている雑誌のフェアをやっていました。マガジンラックに多くの雑誌があり、興味があったので、ターザンを購入してみました。

 

 

 

Tarzan特別編集 自律神経を整える。増補版

この号、けっこう高いのですが、それだけに読み応えのある特集でした。さすがTarzanというところで、自律神経についての解説から、食事、運動に加えて、メンタルヘルスをどのように維持していくかまで特集されています。

自律神経とは多くの人間活動に関わっている。驚いたのは持久力というのも自律神経が関わっているらしいです。持久力には全身を動かし続ける全身持久力と、特定の筋肉だけを動かし続ける筋肉持久力があるが、この全身持久力に自律神経が関わっているそうです。スタミナと呼ばれるやつですね。

 

自律神経は交感神経と副交感神経で構成されています。これらの働きでホメオタシスを維持しています。ホメオタシストは、恒常性といって人体を一定に保つ役割をしています。交感神経は、人体を活動的にします。心臓の心拍を高めたり、肺を拡張させて呼吸を速くします。胃腸や消化液を抑制して消化を遅くするという作用もあります。血圧も上げます。全身のあらゆる活動を活発にしているのです。 

副交感神経はこれの逆です。心臓の拍動を押さえ、消化を活発にし、血圧を下げます。自律神経が制御している活動はこれだけではなく、唾液の量、肝臓のグリコーゲンの代謝、肛門括約筋、アドレナリンの量にも関わってきます。

つまり、リラックスしたければ副交感神経を優位にすればいいわけですね。

その自律神経を整える手法がいくつも載っているのが、この号であります。

大きく分けて「食事編」「運動編」「睡眠学」「メンタル編」「東洋医学で整える」となっています。マインドフルネスの要素も加味されていて、リラックスするために瞑想をしたり、アンガーマネージメントについても解説がある、とてもお得な一冊でした。