池波正太郎をめざして

明日は明日の風が吹く

今の心境にあわせてブログ名を変更しました。どうぞよろしく。肩の力をさらに抜いてやります。

「君の瞳に恋してる」など有名曲も登場。「ジャージーボーイズ」を見ました。

 

 あーあ、とうとうマスクが離せなくなったまさりんです。

 鼻カゼかアレルギーか分からないけれどもなかなか治らないです。グズグズ大変だ。

 

 北陸に住む友人から、おやきをいただいた。彼は、出身自体は東京自由が丘であり、大学卒業後長野に住んでいる。社名で派遣されているのだ。若い頃はよく長野に遊びに行った。当時は入退院を繰り返していたのだが、その合間を縫って行くような感じだ。ガリガリだったり、ある程度体重が戻ったり。テラスハウスに出演していた人が、過度なダイエットが理由だと見られる心筋梗塞で亡くなった、と報道されていた。それを読みながら、当時の自分がよく死ななかったと思う次第だ。もともと肥満体型なのだが、それが見る影もないくらい痩せた。幼なじみなどは、そんな様子を見て「ああ、コイツはもう死ぬんだ」と思ったらしい。

 おやきはレンジで温めてから、トースターで温め直す。野沢菜のものを食べた。薄い皮のなかにみっちりと野沢菜が詰まっていて、なかなか美味であった。もちろん、長野に遊びに行って、善光寺の参道で食べたおやきに比べれば、劣ってしまうのだが。ビールがのみたくなった。だが、いまビールを呑んでも、酔って気持ちよくなるのを通り越して、すぐに気持ち悪くなってしまいそうだ。

 今回の短編小説でビールを使った。どのビールにするか決めるために、少量なら構わないと思って、二種類のビールを呑んだ。作中で使ったvedettというビールと、京都産のビールだった。vedettはコップ一杯、京都のビールはひと口、ふた口くらいしか呑まなかったのだが、上気して、こめかみが痛くなった。そのまま文章を書いていたのだが、言葉がすっかり出なくなった。

 そしてうこんのお茶があったので、かみさんに入れてもらって呑んだのだが、酔いがすっと引いた。それはそれで怖くなった。

 小説を書き終えた次の日の火曜日、夜少し時間が空いたので、映画を見ようということになり、「ジャージーボーイズ」という映画を見た。日曜日に借りてあったのだ。「ジャージーボーイズ」は「フォーシーズンズ」というコーラスグループ? バンド? の結成から成功と挫折を描いている。なぜジャージーボーイズなのか。四人がニュージャージー出身なのは察しがつくと思う。監督はクリント・イーストウッドだ。バンドメンバーのフランキー・ヴァリにジョン・ロイド・ヤング(リードボーカル)、トミー・デヴィートにヴィンセント・ピアッツァ(ギター、コーラス)、ボブ・ゴーディオにエリック・バーゲン(キーボード、コーラス)、ニック・マッシにマイケル・ロメンダ(ベース、コーラス)というメンバーだ。

 もともと、「ジャージーボーイズ」はトミー賞を獲得したミュージカルを基にしている。ミュージカルと同じで、四人が代わる代わる、シーンでナレーションを担当している。

 映画の始まりは四人が若かった頃である。十代のフランキーは誰が見ても、その才能がわかる、すばらしいファルセットを持った若者であった。特に街の有力者であるジップ・デカルロ(クリストファー・ウォーケン)には気に入られている。ジップは、フランキーの歌を聴きながら泣いてしまうほど彼の声に首ったけであった。ニックやトミーはフランキーの兄貴分なのだが、悪いことも一緒にする。が、ヘマをして捕まると、必ずフランキーのことを守った。なんどか刑務所に入ったが、全員が出たところで、ニック・トミー・フランキーはバンドを組む。ある日、近所で作曲の才能がある、ボブのことを聞きつける。三人は、彼をバンドに入れる。そこからそく快進撃が始まる、というものでもなく、もう一人、大きな才能を得ることで彼らは開花する。それはボブ・クルー(マイク・ドイル)というプロデューサーであった。クルーは、かれらフォーシーズンズの作った曲に歌詞を付けた。ちょっと、いや完全にわかりやすいオネエであった。彼らのヒット曲がまたすごい。それらを紹介して、話自体はベタなので、興味があったらみてほしい。

 

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 劇中ではこの曲を作ったことで、快進撃が始まる。

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 最大のヒットチューンはこれだろう。もともと有名なのは、「boys town gang」のバージョンだろう。一応書いておくが、これはフランキー・ヴァリのソロの曲らしい。

 

 彼らのライブがすばらしい。特に、ジョン・ロイド・ヤングのファルセットがすごい。もともとミュージカルであるので、お話自体はシンプルだ。でも、不幸なことに経験があるかもしれない。若い頃からの親友と袂を分かたねばならない瞬間。それも親とともに引っ越すなど不可抗力ではなく、切らねば身の破滅になるから、決断して分かれる辛いシーンは肺腑をえぐるような痛さがある。また、あの大ヒットチューンが完成する物語は本当に知らなかった。家族の物語も同時進行で進む。ひとつのものを得るということは、他のものを捨てねばならないということだ。すべてがうまくいくことはない。

 クリストファー・ウォーケンの老けっぷりは驚いた。ディアハンターの美青年がこうなってしまうとは。「君の瞳に恋してる」を聞いていると、やはりディアハンターのなかで、皆で合唱するシーンを思い出す。ちょっとは意識しているのかな。

 それにしても、ゴーディオ・クルーのコンビは、レノン・マッカートニーに劣らないメロティメーカーである。五九年にフォーシーズンズはデビューする。もう数年すると、ビートルズの躍進が始まる。「ブリティッシュ・インヴェイジョン」である。そうすると彼らは時代遅れになるかといえば、「君の瞳に恋してる」は六七年にヒットしている。そう考えると、ビートルズはもちろんすごいのだが、数年前の、ワン・ダイレクションのような感じだったのかな、と妙なことを思う。アメリカのミュージシャンが多く売れているなかで、ワンダイレクションがイギリス代表ということで売れているという感じ。と思って、ビートルズ当時のヒットチャートを調べると、一位から五位まで独占とかやってるのね。ワン・ダイレクションと並べちゃだめだね。

 本家、ミュージカルのジャージーボーイズは、配役が変わりまくっているらしい。ジョン・ロイド・ヤングのファルセットだけでも聞く価値はあると思う。あと、ちょっと調べてみたけど、フォーシーズンズの実際の歴史とはちがうみたいだよ。メンバーの辞める時期はこれほど近くないみたいだね。まあ、映画とかミュージカルで、伝記ではないというくらいの気持ちで楽しんで見て下さい。

 そうそう、読んでいるかは分からないけど、おやきおいしかったよ、友人。

 

 

 

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