抜歯の連鎖が起きそうである。
元々は敗者のミスから派生した抜歯だ。単なる虫歯の治療だったのに、虫歯をしっかり除去しなかったために、治療一週間後に激痛にみまわれ、根管治療になった。根管治療とは、歯の神経を抜く治療法で、結局歯が物と化すことになり、もろくなってしまう。
根管治療を施した歯医者はコロナ禍のせいなのか、閉院してしまった。別の歯医者にかかったら、抜歯をすすめられた。根管治療で抜いた神経の穴には薬剤を入れる。その薬剤がなくなっていることが発覚した。しかも、周囲に膿が溜まり、それが隣の歯に浸潤しかけていた。
2024年の年初から、抜歯の憂き目にあった。
もう一本。親知らずが完全に埋没する形で生えているのだが、そのあたりが腫れている。親知らずの隣の歯の被せ物が治しても外れてしまう。そこも抜歯するかも、と言われているが、他院に紹介状を書くと言われている。
どれだけ難工事になるのかとドキドキしている。