前回の文章は三月末締め切りで三十枚を上限とした。
今回の文章は四月末締め切りで五十枚を上限とした。
今回の小説は結構時間がかかってしまった。半月以上オーバー。おかげで、「エブリスタ×野性時代」の小説コンクールに応募し損ねた。というより、コンクールの締め切りは五月十二日なのに、勝手に十八日と勘違いしていたのだ。だめだね、初歩的なミス。
さて、内容は。
ある年の組合の年次総会。
浜淵は組合長からメモを渡される。団体交渉をする内容を皆で決めるときに、そのメモ書きの提案をしてほしいと言われる。浜淵は迷うのだが。
短編だから、このくらいしか書ける内容がない。
今回はかなり手こずった。
書いては立ち止まり、調べ、自転車を走らせて現場を見に行き、という作業を何度もした。そのおかげで、なかなか書く作業が進まず、締め切り以降の完成になってしまった。本当は四月末には書き終わっているはずだったのだから。
書いた物をカミサンに見せると、「暗い」の一言で終ってしまった。